どうぶつ村に、あい(声:堀江由衣)という少女が引っ越してくる。あいはたぬきち(声:龍田直樹)が営むタヌキ商店でアルバイトをしながら、ひとり暮らしを始める。はじめは右も左もわからないあいも、次の選挙で頭がいっぱいの村長・コトブキ、怒ると恐い正義の人・リセットさん、さすらいのミュージシャン・とたけけなど、個性的な仲間たちに見守られ、やがて村の一員として受け入れられる。その中でも特に、デザイナーを夢見る優しいサリー、おしゃべりでストレートな性格のブーケと仲良くなり、いつしか3人は親友となっていく。ある春の夜、あいは、村の浜辺に打ち上げられたボトルを発見。拾い上げ、ふたを開けると、そこには1通の不思議なメッセージが。「針葉樹を植えよ。雪祭りの夜に奇跡は起こる」月日は流れ、冬。雪祭り。年に一度の特別な日に、村中は大さわぎ。あいはこの日のために、ふしぎなメッセージに導かれ、針葉樹を植えていたのだった。雪祭りの夜、村に起こる奇跡とは……。