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この胸いっぱいの愛を

  • このむねいっぱいのあいを
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  • 平均評点

    62.3点(79人)

  • 観たひと

    162

  • 観たいひと

    23

  • レビューの数

    5

基本情報

ジャンル ファンタジー
製作国 日本
製作年 2005
公開年月日 2005/10/8
上映時間 131分
製作会社 TBS=東宝=MBS=東京都ASA連合=中部日本放送=小学館=WOWOW=日本出版販売=ジェネオン エンタテインメント=レヴィプラス=S・D・P=ツインズ・ジャパン=IMJエンタテインメント
配給 東宝
レイティング
アスペクト比
カラー/サイズ
メディアタイプ
音声
上映フォーマット

スタッフ

キャスト

解説

20年前にタイムスリップした世界で、かつて難病で他界した憧れの女性の命を救おうと腐心する若者の姿を描いたラヴ・ファンタジー。監督は「カナリア」の塩田明彦。梶尾真治による『クロノス・ジョウンターの伝説』に収められた『鈴谷樹里の軌跡』ほかの原作短篇を基に、「@ベイビーメール」の鈴木謙一、「さよならみどりちゃん」の渡辺千穂、塩田監督が共同で脚色。撮影を「着信アリ2」の喜久村徳章が担当している。主演は、「海猿 UMIZARU」の伊藤英明と「着信アリ2」のミムラ。

あらすじ

勤務する百貨店のお弁当フェア開催の為、小学生時代を過ごした北九州の門司を訪れた鈴谷比呂志は、同じ飛行機に搭乗していた布川ら3名の乗客と共に、自分が20年前の世界にタイムスリップしていることに気づく。そして、家庭の事情から祖母の経営する旅館で暮らしていた10歳の自分=ヒロと出会い、旅館の仕事を手伝いながら幼い自身との奇妙な同居生活を始めた彼は、近所のお蕎麦屋さんのひとり娘で、彼にヴァイオリンを教えてくれた憧れの“和美姉ちゃん”のことを想い出す。東京の音大を主席で卒業したものの、難病にかかってこの世を去ってしまった和美。比呂志は、彼女の命を救えなかったことを心にずっと引きずっていた。布川らとの話で、どうやら過去に遂げられなかった想いに決着を着けたら、元の世界に戻れるらしいと判明した。そこで、比呂志は和美の命を救うべく、ヒロと共に彼女に手術を受けさせようと腐心するのだが、心を閉ざした和美はそれを聞き入れようとしない。しかもそんな中、彼は知ってしまうのである。実は、自分や布川らが飛行機事故で既に死んでいたことを! しかし彼は諦めず、あるアイデアを思いつく。それは、門司で開かれるクラシックのコンサートのステージに和美を立たせてやることだった。果たして、比呂志とヒロの招待で会場にやって来た和美は、痛む体を押しながら満員の観衆を前に演奏を繰り広げ、生きる勇気を与えられる。しかし、それは同時に比呂志との別れを意味した――。2006年、飛行機事故で行方不明だった4名の遺体が、無事見つかったとの報道がされた。同じ頃、とある音楽教室では和美が子供たちにヴァイオリンの指導をしている。障害は残ったものの、今、彼女はどんなことがあっても生き続けようと思っていた。自分を支えてくれ、その後姿を消した“あの男性”の為にも。

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2005年12月下旬号

日本映画紹介/外国映画紹介:この胸いっぱいの愛を