ロザンナ・アークエットは悩んでいた。母親であることと、女優であることの両立に。40歳を迎えた自分の年齢と、どう向き合えばいいのかということに。そんな彼女の心に浮かぶのは、女優として大きな成功を収めながらも、家庭を守るために引退したデブラ・ウィンガーだった。ロザンナは、デブラに会って訊くことにする「なぜ、女優を辞めたの?」と。その旅の過程で彼女はたくさんの女優に出会い、打ち明け話をされる。みんな同じように悩んでいた、そして、自分なりの生き方を見つけようと一生懸命だった。メグ・ライアン、グウィネス・パルトロウ、シャロン・ストーンなど34人ものハリウッド女優が、自らの恋愛、結婚、キャリア、子育て、年を重ねることなど、だれもが抱える問題について、率直かつ真摯に語る