昼間はコピー機のセールスマン。夜はロックバンドのボーカリストのクリスは、ロック界の大御所バンド、スティ-ル・ドラゴンの熱烈なファン。夜毎ステージで憧れのボ-カリスト、ボビー・ビアーズそっくりの歌声を披露して、地元のファンを熱狂させている。しかし、クリスはメンバーから突然にグループを追い出され、ぼろぼろに打ちのめされる。そんな彼に1本の電話が。彼の歌声を聞いたスティ-ル・ドラゴンから、ビアーズの後釜としてリード・シンガーにならないか、という申し出だった。ファンからプロへ。夢のようなオファーに舞い上がり大喜びで受け入れるクリスだが、彼の人生はその時から大きく変わってゆくのだった……。