FBI捜査官のジョエル・キャンベル(ジェームズ・スペイダー)は、デイヴィッド・アレン・グリフィン(キアヌ・リーヴス)という名の連続殺人鬼の横行に悩まされていた。グリフィンは孤独な女性ばかりを狙い、追いつ追われつのゲームを楽しむかのように殺すやり方。そしてついに、キャンベルの愛人を殺害。彼女を救えなかったことで心に傷を負ったキャンベルは、ロスからシカゴに転任を願い出る。しかし、グリフィンの挑戦はまだ終わらない。同様にシカゴまでやってきた彼は、再び連続殺人に手を染め、キャンベルを翻弄する。否応なくゲームに巻き込まれたキャンベルは、ホリス刑事(クリス・エリス)らのチームを率いて必死の捜査を開始した。だがグリフィンは、予告していた女性を殺害。またも無力感にさいなまれるキャンベルだが、その間にも、グリフィンは次のターゲットを物色し、キャンベルのかかりつけの精神分析医ポリー(マリサ・トメイ)に、患者になりすまして近づいていく。しかしキャンベルは、とうとうグリフィンを追い詰めた。そして格闘の末、グリフィンは窓から落ちて命を落としてしまうのだった。