女子中学生の首を切り落とすという猟奇殺人事件が起こった。容疑者の倉橋美智夫は行方をくらましており、残された彼の母とふたりの妹はマスコミや近隣の住民、それに刑事からも執拗な嫌がらせを受けていた。そんな中、兄の無実を信じる末妹の里美が心霊研究所の霊能者・間宮悦子に救いを求めた。真犯人は美智夫ではないと断言する悦子。早速、倉橋家を訪ねた彼女は降霊の儀式を行い、少女たちの霊を呼び寄せ犯人を探させるのであった。しかし、その儀式を行う為に母や姉が悦子の助手・当麻の生け贄となり、更に里美にも強く念じただけで人を殺す不思議な力が備わるようになってしまう。戸惑う里美。とそこへ、FBI捜査官の成本とル-シ-が里美の前に現れた。実は、彼らは事件の真犯人が悦子たちだと睨み、見張っていたのだ。そんな彼らに里美は捜査の協力を求められるが、その間にも彼女の不思議な力はパワ-アップしていくのであった。やがて、少女たちの霊によって美智夫の潜伏している場所が判明した。里美は森の中の古びた一件の家へ母たちと赴くが、果たしてそこに美智夫はいた。だが、彼は悦子と将来を誓いあった仲で、神の降臨を信じ、その為い必要な里美の呪われた血と力を覚醒させたのだと語った。そして、間もなく闇が世界を包もうとしていた。しかしその時、FBIによって森にミサイルが撃ち込まれるのだった。