ニュージャージー州レッドバンクのカトリック教会。教会のイメチェンを図るキャンペーンの代表グリック枢機卿は、教会の門をくぐって聖堂に入ればすべての罪が許されるという「特別の日」イヴェントを発表。これを知ったのが神に逆らって2000年間ウィスコンシンに追放されていた、バートルビー(ベン・アフレック)とロキ(マット・デイモン)の堕天使コンビ。何者かがバートルビーに新聞記事を送りつけたのだが、ふたりはこのチャンスを利用して天国へ帰還しようと企む。だが、これが実行されれば、神が定めし教義に矛盾が生じて世界は滅亡してしまう。これを阻止せんと選ばれたのが、シカゴの女性堕胎医ベサニー(リンダ・フィオレンティーノ)。突然現れた大天使メタトロン(アラン・リックマン)から命令を受けた彼女は、ジェイとサイレント・ボブ(ジェイソン・ミューズ、ケヴィン・スミス)というボンクラな預言者コンビと共に、、一路ニュージャージーへ。黒人ゆえに聖書に記載されていないと言い張る13番目の使徒ルーファス(クリス・ロック)、芸術の女神セレンディピティ(サルマ・ハエック)らの導きを得ながらも、この大陰謀の首謀者である悪魔アズラエル(ジェイソン・リー)の暗躍もあって道中は苦難と大混乱の連続。だが結局、ベサニーの奮戦により、神(アラニス・モリセット)が最後に降臨、世界は救われるのだった。