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ユメノ銀河

  • ゆめのぎんが
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  • 平均評点

    66.0点(42人)

  • 観たひと

    81

  • 観たいひと

    9

  • レビューの数

    4

基本情報

ジャンル ドラマ
製作国 日本
製作年 1997
公開年月日 1997/2/15
上映時間 90分
製作会社 ケイエスエス作品
配給 ケイエスエス
レイティング 一般映画
アスペクト比 アメリカンビスタ(1:1.85)
カラー/サイズ カラー/ビスタ
メディアタイプ フィルム
音声
上映フォーマット 35mm

スタッフ

監督石井聰亙 
脚本石井聰亙 
原作夢野久作 
企画伊藤靖浩 
神野智 
製作須崎一夫 
プロデューサー下田淳行 
鎌田賢一 
撮影笠松則通 
美術磯見俊裕 
装飾須坂文昭 
音楽小野川浩幸 
録音塩原政勝 
整音山本逸美 
効果佐々木英世 
照明豊見山明長 
編集鈴木歓 
衣裳高橋栄香 
演出部藤江義正 
スクリプター森直子 

キャスト

出演小嶺麗奈 友成トミ子
浅野忠信 新高竜夫
京野ことみ 山下智恵子
黒谷友香 月川艶子
真野きりな アイ子
松尾れい子 松浦ミネ子
嶋田久作 黒トンビの男
鄭義信 恵比寿
池田武志 強面
近藤結宥花 艶子の姉
本阿弥周子 艶子の母

解説

友人を殺したかもしれないバスの運転手への抗しがたい思いに翻弄される女車掌の姿を描いた幻想的なドラマ。監督・脚本は「水の中の八月」の石井聡亙。撮影を「ビリケン」の笠松則通が担当している。主演は「水の中の八月」の小嶺麗奈と、「[Focus]」の浅野忠信。スーパー16ミリからのブローアップ。

あらすじ

ある地方都市、単調な毎日に嫌気がさしていたバスの車掌・トミ子のもとに、別の町に暮らす親友・艶子の死の知らせが届いた。婚約者・新高の運転するバスに同乗していての事故死である。艶子の家へ弔問に訪れたトミ子は、そこで生前の艶子と一緒に写真に収まる新高が、女車掌たちの間で噂になっている殺人鬼の男にそっくりなことを同僚から聞かされた。その殺人鬼は女車掌を散々弄んだあげく、飽きたら事故死に見せかけて殺すのだという。そんな折、艶子が死ぬ前に投函していた手紙がトミ子に届いた。そこには艶子の新高への不安な気持ちがつづられており、彼女も新高が例の殺人鬼ではないかと疑っていたことが分かる。ところが手紙が届いたのと同じ日、トミ子の勤めるバス会社に新高が運転手として配属されてきた。翌日から新高と組むこちになったトミ子は、新高の正体を暴いて艶子の仇をとろうと考え、自ら彼に接近していく。しかし、その思いとは裏腹に、トミ子は次第に物静かな新高の虜になっていってしまった。新高に体を捧げ、同棲まで始めた彼女は、ある晩、彼から籍を入れようと言われる。例え殺されようとも、この命がけの恋を引き返すことはトミ子にはできなかった。艶子の一周忌の日、新高とバスに同乗したトミ子は、彼から全ての真相を聞き出そうとする。だが、踏切にさしかかった時、ふたりを乗せたバスが汽車と衝突して、新高は命を落としてしまった。その後、事件は事故として処理され、トミ子の友人・智恵子が新高の嫌疑を警察に訴え出たが、証拠不十分で相手にされず終わる。そして、怪我の療養をしているトミ子を訪ねた智恵子は、彼女が新高の子をお腹に宿していることを知った。

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