俳優とのディスカッションでキャラクターを創造していくという独自の演出で知られる「秘密と嘘」のマイク・リー監督の91年作品。日本ではユーモアがイギリス的すぎてわかりにくいといった理由で、映画祭など特別上映のみだったが、ようやく劇場公開された。監督・脚本はリー。製作はサイモン・チャニング=ウィリアムズ。撮影はディック・ポープ。音楽はレイチェル・ポートマン。出演はマイク・リー夫人でもあるアリソン・ステッドマン、「リチャード三世」のジム・ブロードベント、ジェーン・ホロックス、「ネイキッド」のクレア・スキナー、「秘密と嘘」のティモシー・スポール、「ドラゴンハート」のデイヴィッド・シューリス、「マイケル・コリンズ」のスティーヴン・レイほか。91年タオルミナ映画祭グランプリ及び出演者全員への最優秀演技賞、91年全米映画批評家協会賞最優秀作品賞、主演女優賞、助演女優賞、91年LA映画批評家協会賞助演女優賞を受賞。