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鉄塔武蔵野線

  • てっとうむさしのせん
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  • 平均評点

    68.7点(39人)

  • 観たひと

    63

  • 観たいひと

    7

  • レビューの数

    7

基本情報

ジャンル ドラマ
製作国 日本
製作年 1997
公開年月日 1997/6/28
上映時間 115分
製作会社 「鉄塔武蔵野線」製作委員会(ウインズモーメント=337=バップ)(特別協賛*三井不動産販売)
配給 バップ配給(配給協力*ザナドゥー)
レイティング 一般映画
アスペクト比 アメリカンビスタ(1:1.85)
カラー/サイズ カラー/ビスタ
メディアタイプ フィルム
音声
上映フォーマット 35mm

スタッフ

監督長尾直樹 
脚本長尾直樹 
原作銀林みのる 
製作岩沢清 
井上弘道 
長尾直樹 
岡本東郎 
プロデューサー井上弘道 
黒木敬士 
制作大内静 
撮影監督渡部眞 
美術井上真司 
音楽おおたか静流 
内橋和久 
音楽プロデューサー武田秀二 
主題歌おおたか静流:(「SAJADREAM」)
録音本橋治保 
松井近 
整音岩橋政志 
編集長尾直樹 
衣裳村上昭 
多田ひろ子 
演出補村上昭 
助監督福士健一 
スチール北島元朗 

キャスト

出演伊藤淳史 環見晴
内山眞人 磨珠枝暁
麻生祐未 環真名子
菅原大吉 環晴男
田口トモロヲ 鉄塔パトロール
塩野谷正幸 変電所の作業員
梅垣義明 トガさん
小野田英一 伯父さん
近内仁子 暁のママ

解説

小学校最後の夏休み、送電線の鉄塔に発見したプレートの番号をたどる冒険に出かけた少年の成長を描いたノスタルジックなドラマ。監督は「東京の休日(1991)」の長尾直樹。第6回日本ファンタジーノベル大賞を受賞した銀林みのるの同名小説を、長尾自身が脚色。撮影監督を「香港大夜総会 タッチ&マギー」の渡部眞が担当している。スーパー16ミリからのブローアップ。

あらすじ

東京・保谷市、2学期から、父と別居する母の実家がある長崎の学校へ通うことになっている小学校6年生の見晴は、東京での最後の夏休みをひとりで過ごしていた。ある日、見晴は近所にそびえ立つ送電線の鉄塔に“武蔵野線71”というプレートがついているのに気づく。幼い頃、父親に連れられて見に行った鉄塔に秘められたパワーがあると信じていた彼は、この発見に色めき立ち、2歳年下の友人・暁を誘って冒険に出かけることにした。ふたりは鉄塔の番号を逆にたどって一基ずつ踏破しながら、その真下にビールの王冠を埋めていく。しかし、やがて暁の自転車がパンクしてしまい、だんだん日も暮れてきて、ふたりは心細くなっていった。23号鉄塔に到着したところで、ふたりの前に大きな河川敷が立ちはだかる。それを見た暁は、冒険を断念して家に帰ってしまった。残された見晴はひとりになっても1号鉄塔を見てやろうと、親に嘘をついて野宿する。翌日、見晴は再び冒険へと出発するが、4号鉄塔の手前で鉄塔パトロール巡視員に捕まってしまった。こうして見晴の冒険は目的を達成できないまま終わり、小学校最後の夏休みも終わる。1年後、中学生になった見晴に父親の訃報が届いた。葬儀のために上京した彼は、供養もそこそこに冒険の続きを再開する。ところが、1号鉄塔は変電所の敷地内にあって、その下に行くことはできなかった。がっかりしながらラーメン屋に立ち寄った見晴は、そこで変電所に出入りしている造園業者に会い、チャンスとばかり午後の作業に出る彼らのトラックにこっそり忍び込む。

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