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愛のコリーダ

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  • 平均評点

    72.3点(157人)

  • 観たひと

    279

  • 観たいひと

    35

  • レビューの数

    22

基本情報

ジャンル エロス / ラブロマンス
製作国 フランス 日本
製作年 1976
公開年月日 1976/10/16
上映時間 104分
製作会社 アルゴス・フィルム=オセアニック=大島渚プロ
配給 東宝東和
レイティング R指定
アスペクト比 ヨーロピアン・ビスタ(1:1.66)
カラー/サイズ カラー/ビスタ
メディアタイプ フィルム
音声 モノラル
上映フォーマット 35mm

スタッフ

監督大島渚 
脚本大島渚 
製作総指揮アナトール・ドーマン 
製作若松孝二 
撮影伊東英男 
美術戸田重昌 
装置下石坂成典 
装飾荒川大 
音楽三木稔 
録音安田哲男 
照明岡本健一 
編集浦岡敬一 
衣裳加藤昌廣 
美粧竹村幸二 
結髪大沢菊江 
音楽演奏日本音楽集団 
スチル小山田幸生 
合作調整フランス映画社 

キャスト

出演藤竜也 吉蔵
松田英子 
中島葵 「吉田屋」のおかみ・トク
芹明香 同女中・松子
阿部マリ子 同・キヌ
三星東美 同・千恵子
殿山泰司 老乞食
藤ひろ子 「吉田屋」の女中頭・お常
白石奈緒美 芸者・八重次
青木真知子 「みつわ」の女中
東祐里子 同・芸者
安田清美 
南黎 
堀小美吉 
岡田京子 半玉
松廼家喜久平 幇間
松井康子 「田川」のおかみ
九重京司 大宮先生
富山加津江 「満左喜」の女中
福原ひとみ 蛇の目の娘
野田真吉 小料理のおやじ
小林加奈枝 芸者・菊竜
小山明子 「満左喜」の芸者

解説

昭和11年に起きた“阿部定事件”を題材にした作品で、セックス表現が日本では十分に撮影できないとのことで、脚本・監督の大島渚が、フランスのアナトール・ドーマンの協力を得て、撮影は日本で行ない、フランスで編集するという新システムで完成させた。公開時性描写などに多くの修正と一部のシーンカットが施された。2000年のリバイバル時に修正を減らたノーカット版「愛のコリーダ2000」として公開された。

あらすじ

昭和11年2月1日、東京は中野の料亭「吉田屋」に、30過ぎの女が、女中として住み込んだ。名は阿部定と言ったが、店では、加代と名付けられた。定は神田で繁昌している畳屋の末娘だったが、15歳の時に大学生に犯されて以来、不良となり、18歳で芸者に出され、以後娼妓、私娼、妾などの生活を転々としてきたのだった。しかし、最近彼女のパトロンになった名古屋の商業高校の校長は、定が浮草のような生活を止めて、真面目になるなら小料理屋を出してくれることになり、修業のために定は女中奉公に出たのだった。だが、定は吉田屋の主人吉蔵に一目惚れしてしまった。吉蔵も、水商売の歳月を重ねてきた定の小粋な姿に惹きつけられた。二人は夜更けの応接間や、早朝の離れ座敷などで密会を重ねていくうちに、ついに吉蔵の妻に知れてしまった。そして、その翌日、二人は駆け落ちした。最初は一日か二日のつもりで家を出て来た吉蔵も、いつしか定の情熱に引きずられていった。やがて金のなくなった定は、吉蔵に自分の赤い長襦袢を着せて部屋に閉じ込め、自分は名古屋のパトロンのもとへ金策に行った。その離れている時間の切なさ。再会した二人は、さらに待合を転々として愛欲の世界に浸り込んでいくのだった。二人が駈け落ちしてから二週間経った。吉蔵は「二人が末長く楽しむために」どうしても一度家へ戻って処理しなければならないことがある、と言った。定はいやいや承知した。互いに想いを慕らせた二人が再会したのは5日目の5月11日だった。二人は待合の一室に篭ったまま果てしない愛欲の生活にのめり込んでいった。定は戯れに「今度、別れようとしたら殺してやる!」と叫んで出刃包丁をふりかざすのだった。5月16日夜、戯れに吉蔵の首を締めていた定の手に力が入りすぎ、吉蔵の顔は赤く腫れあがってしまった。定は懸命に介抱するが直らず、吉歳は一旦、家へ帰って養生する結論を出した。しかし、定は前に別れていた時の切なさを思い出し、吉蔵を自分一人のものにするため、吉蔵を殺す決意をした。定は疲れ果ててまどろむ吉蔵の首に腰紐を巻きつけ、力を込めた。しばし死んだ吉蔵に添寝していた定は、吉蔵への愛絶ちがたく、その陰部を出刃包丁で切り取り、肌身につけるのだった。

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