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耳をすませば(1995)

  • みみをすませば
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  • 平均評点

    78.8点(1121人)

  • 観たひと

    2383

  • 観たいひと

    55

  • レビューの数

    92

基本情報

ジャンル アニメーション / ラブロマンス
製作国 日本
製作年 1995
公開年月日 1995/7/15
上映時間 111分
製作会社 徳間書店=日本テレビ=博報堂=スタジオジブリ作品
配給 東宝
レイティング 一般映画
アスペクト比 アメリカンビスタ(1:1.85)
カラー/サイズ カラー/ビスタ
メディアタイプ フィルム
音声
上映フォーマット 35mm

スタッフ

監督近藤喜文 
脚色宮崎駿 
原作柊あおい 
製作総指揮徳間康快 
製作氏家齊一郎 
東海林隆 
プロデューサー鈴木敏夫 
製作プロデューサー宮崎駿 
絵コンテ宮崎駿 
作画監督高坂希太郎 
撮影奥井敦 
藪田順二 
高橋わたる 
古城環 
美術監督黒田聡 
音楽野見祐二 
主題歌本名陽子:(「カントリー・ロード」)
音響監督浅梨なおこ 
整音井上秀司 
編集瀬山武司 
監督助手大塚雅彦 
伊藤裕之 
動画チェック中込利恵 
動画藤村理枝 

キャスト

出演(声)本名陽子 月島雫(声)
高橋一生 天沢聖司(声)
立花隆 雫の父(声)
室井滋 雫の母(声)
露口茂 バロン(声)
小林桂樹 地球屋主人(声)

解説

少女期の恋と出会いの奇跡をテーマに描いたアニメーション。監督はこの作品がデビュー作となる近藤喜文。脚色・絵コンテ・製作プロデューサーには「紅の豚」の宮崎駿が名を連ねている。

あらすじ

月島雫は、とにかく明るい読書好きの少女である。雫は学校の図書館、市立図書館と片っ端から物語を読みまくっていた。ある日、雫は貸出カードに“天沢聖司”という名前を発見し、それ以来、良く注意してみると、雫の読む本には必ず先にその名前があることに気付く。雫の心の中でその名前は、顔も年齢も知らぬまま次第に膨れ上がり、育っていった。この夏休みは雫にとって中学最後の夏休みであった。両親は雫にあまりに理解があり過ぎて、何も強制しようとはしない。雫は恋や進路を巡る友人たちの騒ぎにも付き合いながら、やがてひとりの少年と出会う。少年は中学を卒業したらイタリアへ渡って、ヴァイオリン職人の修行をしようと決意していた。そのための準備を確かな足取りで進めている彼が、あの貸出カードの“天沢聖司”だったのだ。雫は聖司に心ひかれながら、進路も将来も自分の才能にも、全てが曖昧な自分へのコンプレックスと焦りに引き裂かれる思いがした。二人は幼くたどたどしいながらも、あくまで真摯に距離を近づけていく。雫は、二人は立ち止まり見つめ合うのではなく、並んで立って同じ遠い地平線を見つめるのだと決め、その時にそれまで抱いていた曖昧な不安から解放されたような気がしていた。出発を数日後に控えた聖司は早朝の丘に雫を誘い、朝焼けの中で「一人前の職人になったら、結婚してくれ」と告白する。雫はゆっくりと頷いた。聖司は晴れやかな顔で、夢を果たすために旅立って行くのだった。春、高校の入学式に向かう新入生の中に月島雫の姿もあった。雫は相変わらず溌剌と元気だったが、以前とひとつだけ違うのは、自分を賢く見つめる眼差しを胸にしっかりと抱いていることだった。

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