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高校教師(1993)

  • こうこうきょうし
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  • 平均評点

    52.1点(47人)

  • 観たひと

    86

  • 観たいひと

    2

  • レビューの数

    4

基本情報

ジャンル ラブロマンス
製作国 日本
製作年 1993
公開年月日 1993/11/6
上映時間 105分
製作会社 TBS(製作協力*プルミエ・インターナショナル)
配給 東宝
レイティング 一般映画
アスペクト比 アメリカンビスタ(1:1.85)
カラー/サイズ カラー/ビスタ
メディアタイプ フィルム
音声 ドルビー
上映フォーマット 35mm

スタッフ

監督吉田健 
脚本野島伸司 
原作野島伸司 
製作総指揮田澤正稔 
増田久雄 
企画プロデューサー伊藤一尋 
製作古谷昭綱 
プロデューサー濱名一哉 
佐倉寛二郎 
撮影監督高間賢治 
美術金田克美 
音楽千住明 
森田童子:(「たとえば ぼくが死んだら」)
録音瀬川徹夫 
照明上保正道 
編集川島章正 
助監督崎田憲一 
スクリプター川野恵美 
スチール石川正勝 
沢田和廣 
キャメラオペレーター戸澤潤一 

キャスト

出演唐沢寿明 羽野一樹
遠山景織子 柏木繭
鈴木杏樹 牧野亮子
荻野目慶子 榊美和

解説

エリートコースから脱落した高校の体育教師と、薄幸の女子高校生との禁断の恋をセンセーショナルに描くドラマ。視聴率三〇パーセントを越える大人気を得た同名のTVドラマの映画化だが、ストーリーは全く変わり、また主演の二人もTV版の真田広之と桜井幸子から唐沢寿明と遠山景織子(新人)にバトンタッチしている。野島伸司の原作・脚本、「喜多郎の十五少女漂流記」の吉田健が監督とこれはTV版と同じスタッフで、撮影監督は「あひるのうたがきこえてくるよ。」の高間賢治が担当。また、牧野亮子役の鈴木杏樹も本作が映画デビューとなる。

あらすじ

ラグビーの次期日本代表と目されていた羽野一樹は試合中の事故で親友・牧野武志を植物人間にしてしまい、華やかなエリートコースを閉ざして女子高校の体育教師になった。夏の初めのある午後、一樹はコンビニエンスストアで万引きをしていた柏木繭と出会い、自分も共犯者となって逃げ出す。一樹が水泳部の顧問をすることになると、幽霊部員だった繭も部に通うようになった。一方、武志の妹の亮子は密かに一樹のことを愛していたが、思い悩む彼の姿を見かねて遂に武志の生命維持装置を止めてしまう。親友が死んだと慟哭する一樹に、そっと笑顔で歩み寄る繭。二人はいつしか心を通わせるようになっていった。繭の入っていた『白百合寮』では音楽教師で寮長の榊美和が、特に男女交際に対する病的なまでの嫌悪感で生活指導に当たっており、ただでさえ目をつけられていた繭はますます敵視されるようになる。夏休みに入ると他の生徒は皆実家に戻るが、母は出産とひきかえに死に、父親からは憎まれている繭だけ一人寮に残った。繭に対する美和の嫌がらせはエスカレートしてゆき、その争いは、遂に美和が繭に階段から落とされ片目を失うまでに至った。一方、繭の実家の庭からは父親の死体が発見される。愛された記憶のない繭が、母親の写真を焼こうとする父を制するあまり射殺してしまったのだ。繭の隠れる廃船へ向かおうとする一樹は、彼を引き留めようとする余りの亮子に刺されてしまう。それでも繭の元に向かう一樹。出血多量で倒れる一樹をそっと抱きかかえながら、繭は拳銃を握り締めた。海岸に一発の銃声が響いた。

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