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おろしや国酔夢譚

  • おろしやこくすいむたん
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  • 平均評点

    65.3点(73人)

  • 観たひと

    139

  • 観たいひと

    6

  • レビューの数

    11

基本情報

ジャンル ドラマ
製作国 日本
製作年 1992
公開年月日 1992/6/27
上映時間 125分
製作会社 大映=電通提携(製作協力…徳間書店/大映映像/全国FM放送協議会 提携…日本テレビ放送網)
配給 東宝
レイティング 一般映画
アスペクト比 アメリカンビスタ(1:1.85)
カラー/サイズ カラー/ビスタ
メディアタイプ フィルム
音声 ドルビー
上映フォーマット 35mm

スタッフ

監督佐藤純彌 
脚本野上龍雄 
神波史男 
佐藤純彌 
原作井上靖 
製作総指揮徳間康快 
企画武田敦 
入江雄三 
山下辰巳 
製作統括木暮剛平 
製作山本洋 
郡進剛 
プロデューサー土川勉 
桜井勉 
アンドレイ・ゼルツァーロフ 
製作顧問森和夫 
鈴木和夫 
撮影長沼六男 
美術徳田博 
ワレーリー・ユルケーヴィチ 
音楽星勝 
録音橋本泰夫 
照明熊谷秀夫 
編集鈴木晄 
助監督桃沢裕幸 
スチール山本耕二 

キャスト

解説

鎖国日本にあって、広大なシベリア大陸を走り抜けた日本人の冒険記を描いた井上靖原作の映画化。脚本・監督は「敦煌」の佐藤純彌。共同脚本は「必殺4 恨みはらします」の野上龍雄と「タイガースメモリアルクラブバンド ぼくと、ぼくらの夏」の神波史男。撮影は「マリアの胃袋」の長沼六男がそれぞれ担当。

あらすじ

1782年、伊勢出帆後に難破した光太夫らは、9カ月後に北の果てカムチャッカに漂着する。生き残ったわずか6名の日本人は、帰郷への手立てを探るためにオホーツク、ヤクーツク、イルクーツクと世界で最も厳しい寒さと戦いながらシベリアを転々とするが、土地土地で数奇な運命に翻弄される。そして、凍傷で片足切断した庄蔵は日系ロシア人のタチアナに手を引かれるようにキリシタンとなり帰化、若い新蔵はロシア女ニーナと恋におち姿を消した。一方、光太夫は学者ラックスマンを通じ、初めて見る文化に強い衝撃を覚え、この感動を故国へ伝えたいと帰国への執念をなお燃やすのだった。そして、最後の望みを賭け、エカテリーナ二世への直訴を決意、首都ペテルブルグに向かった。ラックスマン、ベズボロドコ伯爵、女王側近ソフィアの協力を得て、ついに光太夫の熱い想いは女帝の心に通じ、光太夫、小市、磯吉わずか3人だが、1792年、実に9年9カ月ぶりに帰国を果たし根室へ着く。だが、鎖国中の幕府は彼らを迎え入れようとはせず、小市は病死、光太夫、磯吉も上府、雉子橋外の厩舎に留置されるが、やがて松平定信のはからいで光太夫は幽閉という扱いで、迎え入れられることになるのだった。

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