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新・座頭市物語

  • しんざとういちものがたり
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  • 平均評点

    67.7点(80人)

  • 観たひと

    132

  • 観たいひと

    5

  • レビューの数

    17

基本情報

ジャンル 時代劇 / アクション
製作国 日本
製作年 1963
公開年月日 1963/3/15
上映時間 91分
製作会社 大映京都
配給 大映
レイティング 一般映画
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ カラー/シネスコ
メディアタイプ フィルム
音声
上映フォーマット 35mm

スタッフ

監督田中徳三 
脚色犬塚稔 
梅林貴久生 
原作子母沢寛 
企画久保寺生郎 
撮影牧浦地志 
美術太田誠一 
音楽伊福部昭 
録音大角正夫 
照明古谷賢次 
編集山田弘 
スチル浅田延之助 

キャスト

出演勝新太郎 座頭市
坪内ミキ子 弥生
真城千都世 おきぬ
近藤美恵子 お新
河津清三郎 伴野弥十郎
丹羽又三郎 奥村紀之介
中村豊 馬造
須賀不二男 安彦の島吉
伊達三郎 安蔵
遠藤辰雄 三五三吉
水原浩一 多七
南条新太郎 建部主馬
舟木洋一 為吉
武智豊子 お茂
杉山昌三九 山田靖之助
南部彰三 神田陣八郎
東良之助 真壁の浅右衛門
尾上栄五郎 与四郎
高倉一郎 神田欽吾
玉置一恵 寺尾元彦
春日清 森屋市左衛門
浜田雄史 辰助
沖時男 猪之助
藤川準 旅篭の亭主
福井隆次 笹之助
志賀明 丑松
小中島亮 天狗党
西岡弘善 真壁の三下1
木村玄 宇吉
森田健二 天狗党

解説

子母沢寛原作から「続・座頭市物語」の犬塚稔と梅林貴久生が共同で脚本を執筆、「続・新悪名」の田中徳三が監督したやくざもの。撮影は「地獄の刺客」の牧浦地志。

あらすじ

"めくらやくざ座頭市"は数年振りで故郷笠間へ足を向けた。途中、鬼怒川の湯治場に寄った市を追いかけて来たのは、かつて彼に斬られた関宿の勘兵衛の弟安彦の島吉と乾分たち、だが、斬合いのさなかに来合せた市の剣の師匠伴野弥十郎が仲に入って、市を下館の家へ伴れ帰った。弥十郎の妹弥生は、足が不自由なため縁談が度々こわれていたが、市には優しく暖かった。そんな頃、奥村紀之介をはじめとする水戸天狗党の落武者数名が下館の宗源寺まで落ちのびて来たが、逃亡の旅費に窮してむかしなじみの弥十郎を頼って来た。そこで弥十郎は紀之介から金策の手段として強盗の手引きを頼まれた。弥十郎は、この頼みに悪計を考え出し、門弟たちに座頭市の居合を披露させると皆を集めた。その帰途、弟子の一人で郷土神田陣八郎の息子欽吾は天狗党一味に誘拐された。その夜市は弥生から思いがけない結婚の申し出を受けた。感激した市は生れ変って堅気になることを誓った。そんなところへ、島吉が真剣勝負をいどんできた。市は弥生に誓った通りやくざの足を洗ったといって弥生ともども島吉に許しを乞うた。島吉はその潔い態度に、今までの恨みを水に流すと言って去った。二人は弥十郎に結婚の許しを乞うが怒った弥十郎は市を破門した。そんなところに、陣八郎が脅迫状を持って弥十郎の許に相談に来た。三百両と引替に欽吾を渡す、今夜九ツ半、場所は羅漢の森というのだ。弥十郎は何くわぬ顔で自分も立合うことを約した。居酒屋油屋に寄った弥十郎は、言葉の行き違いから島吉を無礼打にした。市は、育ての親お茂ばあさんの家に行く途中、羅漢の森で天狗党一味と出会った。すべてを知った市は、彼らと血戦をいどみ、そのことごとくを斬った。そこへ駆けつけて来た弥十郎は怒りのあまり市に成敗の剣を抜いた。だが、市の捨身の剣に弥十郎は倒れた。市の後を追ってその場へやって来た弥生は呆然と立ちつくすのみだった。市はその弥生に頭を下げると、淋しそうに去って行くのだった。

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1963年4月下旬号

日本映画批評:新・座頭市物語

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