男性      女性

※各情報を公開しているユーザーの方のみ検索可能です。

NEWS

新作登録のお知らせ

KINENOTE公式Twitter

偽れる盛装

  • いつわれるせいそう
  • ----
  • Under Silk Garments

amazon


  • 平均評点

    74.5点(50人)

  • 観たひと

    69

  • 観たいひと

    5

  • レビューの数

    7

基本情報

ジャンル ドラマ
製作国 日本
製作年 1951
公開年月日 1951/1/13
上映時間 103分
製作会社 大映京都
配給 大映
レイティング 一般映画
アスペクト比 スタンダード(1:1.37)
カラー/サイズ モノクロ/スタンダ-ド
メディアタイプ フィルム
音声 モノラル
上映フォーマット 35mm

スタッフ

監督吉村公三郎 
脚本新藤兼人 
製作亀田耕司 
撮影中井朝一 
美術水谷浩 
音楽伊福部昭 

キャスト

出演京マチ子 君蝶
藤田泰子 妙子
柳恵美子 福彌
北河内妙子 雪子
瀧花久子 きく
村田知英子 千代
牧千草 とんぼ
橘公子 友香
小林桂樹 孝次
菅井一郎 山下
進藤英太郎 伊勢浜
殿山泰司 笠間
河津清三郎 渡邊
藤代鮎子 せつ
常盤操子 おとき
三好栄子 藤尾
南部章三 北川博士
石原須磨男 あんま

解説

本年五月頃より、吉村公三郎監督が独立、新藤兼人の書卸し脚本によって準備を進めていた「肉体の盛装」を、このたび大映との提携によって着手、「偽れる盛装」と改題して世に送るもの。製作担当は、「赤城から来た男」の亀田耕司。演技陣は、「火の鳥(1950)」の京マチ子、「エデンの海(1950)」の藤田泰子、「二十歳前後」の北河内妙子、「東京の門」の村田知英子、「二十歳前後」の小林桂樹に、菅井一郎、進藤英太郎、殿山泰司、河津清三郎などである。

あらすじ

靜乃家の君蝶は祇園界隈で凄腕をもってならした芸者だった。その妹妙子は、姉とおよそ反対に、京都市の観光課の事務員をしている地味な娘だった。二人の母きくは、その昔祇園で一流をうたわれた芸者だったが、染色会社の社長渡辺に囲われ、二人の娘を生んでからは、旦那大事と生きて来て、旦那が窮地に陥ったとき長女をその犠牲にして芸者に出し、旦那の死後、その息子が金の無心を言いに来ると、自分たちの住んでいる家を抵当にしてもその金を工面するというような、古風で義理固い女だった。その母に強く反発をして、姉の君蝶は、いっそう腕によりをかけ、美術商の笠間を絞れるだけ絞り、次には、速神丸本舗の一番々頭の山下を虜にしていた。妹の妙子は、やはり祇園で有名な料亭、菊亭の一人息子で同じ観光課に勤めている孝次と恋をしていたが、孝次の母千代は、きくとは昔の朋輩でありながら、家の格式が違うと言って二人の結婚を許さなかった。妙子の親友で、父が東京の大学の教授をしている雪子は久しぶりで西下して、妙子たちの恋愛を知り、二人して古い環境から抜け出し東京へ逃げて来ることを勧めるが、孝次には、家を出て独立する自信もないのだった。君蝶から見るとこうした皆が歯がゆくてならなかった。殊に千代が、身分が違うと言って妙子と孝次の結婚を許さなかった高慢さが、我慢ならなかった。山下をいいかげん絞りあげたところでもあったので、今度は、千代の旦那格の男で、小料理屋をしている伊勢浜へ、君蝶の誘惑の手が伸びた。千代はじだんだ踏んで口惜しがり、逢引の場へ乗り込んで君蝶を面罵したが、若く美しい君蝶の敵ではなかった。その間に、晴の温習会が始まり、君蝶は伊勢浜のおかげで、美々しい仕度をして出演することが出来た。一方、速神丸の山下は、金の使い込みがばれて店を追われ、せめて君蝶にでも逢いたいと思ったが、彼女が冷たく彼を寄せつけないのに思い詰め、出刃包丁をのんで彼女の楽屋を訪ね、逃げる君蝶を追って町を走り、ついに彼女を刺してしまった。一命をとりとめた君蝶は病床に横たわりながら、東京へ行くという孝次と妙子を優しく見送り、自分もこんな世界とは縁切りだとつぶやくのだった。

関連するキネマ旬報の記事

1951年2月上旬決算特別号

日本映画批評:偽れる盛装

1950年11月下旬号

グラビア VIEW POINT:偽れる盛装

日本映畫紹介:偽れる盛装