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手をつなぐ子等(1948)

  • てをつなぐこら
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  • 平均評点

    73.5点(19人)

  • 観たひと

    34

  • 観たいひと

    3

  • レビューの数

    4

基本情報

ジャンル ドラマ
製作国 日本
製作年 1948
公開年月日 1948/3/2
上映時間 86分
製作会社 大映京都
配給 大映・京都
レイティング
アスペクト比
カラー/サイズ モノクロ
メディアタイプ
音声
上映フォーマット

スタッフ

監督稲垣浩 
脚色伊丹万作 
原作田村一二 
企画松山英夫 
撮影宮川一夫 
美術角井平吉 
録音中村敏夫 
照明中野豊次郎 

キャスト

出演初山たかし 中山勘太
沢村アキオ 奥村健二
宮田次郎 山田金三
太田多壽雄 大野
笠井伊夫 中川
石田泰造 河野
村田庄司 中川の弟
徳川夢声 校長
笠智衆 松村先生
常盤操子 佐藤先生
伊達三郎 山崎先生
牧竜介 坂田先生
村田宏寿 校医
片岡好右衛門 小使
香川良介 勘太の父
杉村春子 勘太の母

解説

特異児童研究家として著名な田村一二の原作より故伊丹万作が脚色した遺作シナリオを、稲垣浩が「壮士劇場」に次いで監督する。撮影も「壮士劇場」の宮川一夫の担当。一般より募集した少年俳優のほか、徳川夢声、杉村春子らが出演している。

あらすじ

特異児童、それが中山勘太だった。三回も学校を替わって、その新しい学校でも受け持ちの先生が手を焼いている。どうにも導きようのないくらい物覚えが悪く、どんな先生が受け持っても、日ならずしてサジを投げてしまう。可哀想な子、両親さえ持て余して、勘太の顔を見るたびに深いタメ息をつくのだった。それだけに親とすれば、一しお可愛い勘太であった。なんとか勘太を育ててくれる先生はいないものだろうか。父と母の話が、二口目にはその事に移っていくのである。ところが突然、父親は気になる勘太を母一人の手に残して召集される。母はあわてた。そしてもう何回となく足を運んだ小学校の門を、今日は一層沈うつな面持ちでくぐった。だが母親にとり、いやそれ以上に勘太にとって何という幸運だったろう。松村訓導という児童の心を良く知った先生がいたのである。松村訓導は児童の教育に恐ろしい程の熱を持っている。子供を育てるのに理屈は入らぬ。ただ大きな愛情が必要なのだ。児童を愛さなくて、どうして導いていける!松村先生は自信を持って、その温かい胸に勘太を抱いた。いやでいやでしょうのなかった学校が、勘太にとって面白い所になって来た。大好きな松村先生がいるし、自分に色々と親切に教えてくれる級長や奥村君や外にも大勢友達が出来た。勘太はうれしくて仕様がない。夢にさえ学校のことが浮かぶのである。毎朝小使が校門を開けると、もう勘太がカバンを肩から下げて、ニコニコしながら立っている。何という変わり方だ。松村訓導のやり方は適切を極めたものだった。もう大丈夫と思っていた矢先、困った事に山田金三という札つきの悪童が同じ組に入って来たのである。金三にとって勘太の存在は全く手ごろなオモチャであった。事毎に、山田は寛太をいじめた。面白いのである。下級生の子分どもを集めてはあくどいいたずらを始めた。しかし寛太の善良さは、山田の悪意を読みとろうとしないのである。山田にはそれが寧ろもの足りなかった。いたずらをしても一向手応えがない。山田はいらいらする。もともと山田金三も孤独で不幸な子供だったのだ。松村訓導はそれをよく知っていた。級長の奥村を呼んで寛太と山田の事について色々相談した。生徒の協力が絶対必要だ。そして松村訓導と生徒達の、愛情と共同の力は、やがて寛太を人並みな生徒にし、山田の意地悪な性格を素直な人間にのばしていく。

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