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浪花の恋の物語

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  • 平均評点

    72.4点(78人)

  • 観たひと

    116

  • 観たいひと

    5

  • レビューの数

    22

基本情報

ジャンル ドラマ
製作国 日本
製作年 1959
公開年月日 1959/9/13
上映時間 105分
製作会社 東映京都
配給 東映
レイティング
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ カラー/シネスコ
メディアタイプ
音声
上映フォーマット

スタッフ

監督内田吐夢 
脚色成澤昌茂 
原作近松門左衛門 
企画玉木潤一郎 
小川貴也 
製作大川博 
撮影坪井誠 
美術鈴木孝俊 
音楽富永三郎 
録音墨関治 
照明和多田弘 
編集宮本信太郎 

キャスト

出演中村錦之助 亀屋忠兵衛
田中絹代 妙閑
花園ひろみ おとく
大崎四郎 伊兵衛
疋田圀男 茂七
白木みのる 長吉
江崎ひで子 まん
尾形伸之介 源六
有馬稲子 梅川
進藤英太郎 槌屋治右衛門
中村芳子 お清
浪花千栄子 おえん
雪代敬子 千代歳
赤木春恵 鳴門瀬
日高澄子 東雲
植木千恵 お玉
京町かおる 槌屋の仲居
八汐路佳子 おなか
織田政雄 米吉
中根真佐子 掛茶屋の少女
千秋実 丹波屋八右衛門
市川小太夫 津の国屋重左衛門
沢村宗之助 江戸屋佐右衛門
源八郎 尼ヶ崎屋太右衛門
有馬宏治 寺岡甚内
東野英治郎 布袋屋藤兵衛
香川良介 竹田出雲
中村時之介 竹本頼母
野村鬼笑 竹本座裏方A
佐橋敏一 竹本座裏方B
波多野博 竹本座裏方C
和歌浦糸子 近松家雇いの老婆
岡島艶子 三輪の茶屋老婆
藤木錦之助 早会所の役人
国一太郎 江戸の瓦版売り
東日出雄 大阪の瓦版売り
玉村サヨ子 仲見世老婆
片岡千恵蔵 近松門左衛門

解説

近松門左衛門の『冥途の飛脚』『恋飛脚大和往来』から、「美男城」の成澤昌茂が脚色し、「大菩薩峠 完結篇(1959)」の内由吐夢が監督した悲恋物語。「独眼竜政宗」の坪井誠が撮影した。

あらすじ

忠兵衛は浪華飛脚問屋・亀屋の養子だった。同業丹波屋八右衛門に無理やり新町廓に連れこまれた。その相方が梅川だった。一度は帰ろうとするが、彼女の頼みで、そのまま泊ってしまう。客と寝ずに帰せば遊女は折檻されるのだ。--翌朝、八右衛門が口裏を合わせ、無事に家へ入れたが、たちまち、その夜、廓へ足が向いていた。それからはチョクチョク遊びが続いた。梅川の情の深さが彼を捉えた。「わてらにとっては金が仇の世の中……」竹本座座付作者近松門左衛門は隣室で、その梅川のつぶやきを聞いた。義母の妙閑は彼の金遣いの荒らさに気づいた。大阪を離して考えさせよう。為替の差額を取りに江戸へ発たせた。その前夜、忠兵衛は梅川を待つ間、彼女の母あての手紙で、その孝行を知る。彼は金を置き、梅川に会わずに帰った。櫛が彼の江戸土産として届いた。縁を切るとのなぞ言葉か。梅川は泣きくずれた。近松がそれを見ていた。藤兵衛という小豆島の醤油の大尽が北陸から帰ってきたら、梅川を身請することになっていた。旅姿のままつい寄った忠兵衛は、それを聞かされた。持っていた八右衛門に届ける五十両を、身代金二百五十両の内金として入れ、いつづけを始めた。八右衛門に見つかったが、頼みこんで金は借り、家へ帰った。若い許婚・おとくへの土産は花かんざしだった。武家の為替三百両を届ける用事が、忠兵衛に命じられた。彼は金を懐ろに廓へ行ってしまう。藤兵衛が帰阪してい、梅川の身請の祝宴を挙げようとしていた。忠兵衛の内金はつっかえされた。後の二百両を入れたら、待ってもええ。梅川の主人は彼を馬鹿にしていた。八右衛門が梅川の部屋で例の五十両の一件を笑い話にしていた。忠兵衛は口惜しく、思わず懐ろの小判を握った。封印がきれ、こぼれた。その金も彼は八右衛門や梅川の主人の前に置き、梅川を連れて去った。--亀屋に捕方がなだれこみ、忠兵衛の代りに妙閑が引っ立てられた。武家のお蔵金の封印切りは獄門である。瓦版が大阪の街を走った。三輪の里で、忠兵衛は梅川に封印切りを打ち明けた。梅川はそれを知っていながら、ついてきたのだ。二人はどこまでも一緒にいようと誓い合う。新口村の入口で、二人は捕った。実の親に会いに行くところだった。梅川には二度の勤めが待っていた。--近松はこの話を三幕の世話狂言に仕立てた。新口村の場では、梅川・忠兵衛と親孫右衛門を会わせ、つらい別れと親子の情を見事に描いた。この芝居は民衆に拍手で迎えられた。作者自身も涙していた。

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