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美女と液体人間

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  • 平均評点

    63.8点(140人)

  • 観たひと

    257

  • 観たいひと

    9

  • レビューの数

    39

基本情報

ジャンル ホラー / ドラマ
製作国 日本
製作年 1958
公開年月日 1958/6/24
上映時間 86分
製作会社 東宝
配給 東宝
レイティング 一般映画
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ カラー/シネスコ
メディアタイプ フィルム
音声 疑似ステレオ
上映フォーマット 35mm

スタッフ

監督本多猪四郎 
特技監督円谷英二 
脚色木村武 
原作海上日出男 
製作田中友幸 
撮影小泉一 
美術北猛夫 
音楽佐藤勝 
録音三上長七郎 
整音宮崎正信 
照明西川鶴三 
編集平一二 
製作担当者眞木照夫 
チーフ助監督梶田興治 
特技美術渡辺明 
光学撮影荒木秀三郎 
特技撮影有川貞昌 
合成向山宏 
特技照明城田正雄 
特殊機械中代文雄 
火薬山本久蔵 
特技スチール吉崎松雄 
特技助監督浅井正勝 
特殊造形利光貞三 

キャスト

出演佐原健二 政田
平田昭彦 富永
白川由美 新井千加子
小沢栄太郎 宮下刑事部長
田島義文 坂田刑事
土屋嘉男 田口刑事
坪内鎌之 小川刑事
山田巳之助 楠田刑事部部長
中丸忠雄 関刑事
山田彰 若杉巡査
林幹 警視庁幹部A
津田光男 警視庁幹部B
草間璋夫 警視庁幹部C
千田是也 真木博士
白石奈緒美 峯子
佐藤允 内田
三崎耕 
伊藤久哉 三崎
藤尾純 西山
山本廉 佐伯
桐野洋雄 島崎
大友伸 浜野
園田あゆみ エミー
北川町子 花枝
中野トシ子 管理人のおかみさん
中村哲 金と呼ばれる紳士
中山豊 花田組のアンチャン
瀬良明 堀田
重信安広 安吉
大村千吉 大チャン
加藤春哉 宗チャン
加藤茂雄 松ッチャン

解説

東宝の特殊撮影技術を駆使した怪奇活劇篇で、海上日出男の原作を、「地球防衛軍」のコンビ、木村武が脚色、本多猪四郎が監督、「花嫁三重奏」の小泉一が撮影した。特技監督は円谷英二。「花の慕情」の平田昭彦、「弥次喜多道中記」の白川由美、佐原健二、小沢栄太郎、田島義文らが出演。色彩はイーストマン・カラー。Perspecta Stereophonic Sound。

あらすじ

小雨降る東京の下町で、不思議な事件が発生した。麻薬を盗みとった一人の男が、盗品はもとより身につけていた衣服一切を脱ぎ捨てて跡形もなく消え去ったのだ。その男は、麻薬密売をしているギャング三崎であることが判った。彼には、キャバレー「ホムラ」の人気歌手で千加子という女がいた。ある日千加子の前に、生物化学を専攻する政田という学者が現われた。彼は、三崎が水爆実験の前後、海上にいたかどうかをたずねるのである。また、三崎が隠匿したと思われる麻薬の行方を追求するギャング団も千加子を狙っていた。その一人西山は、彼女のアパートに乗りこみ脅迫したが、彼も突如現われた人間状の形をした液体に溶かされ姿を消してしまった。千加子からその目撃した一瞬を聞いた政田は愕然とした。そして富永捜査一課長をある病院へ案内した。そこのべッドには、原爆症にやつれた二人の男が横たわっていた。彼らは水爆実験当時、南方海上で行方不明を伝えられた第二竜神丸とすれちがい、仲間とその船に乗り移ったが、人間の形をした生物のような液体に次々と倒され、二人だけようやく逃げ帰ったというのだ。奇怪な事件はこの“液体人間”なるものの仕業なのだ。捜査陣と科学者らは、特別火焔放射器で撲滅を企てた。その頃、政田の使いと偽って千加子を連れ出した麻薬団一味の内田は、麻薬が陰匿してあるマンホールへ進んだ。麻薬と千加子をモノにしようと思ってである。一足ちがいとなった政田は現場へ急いだ。内田は下水道に突如現われた液体人間に倒された。千加子も危い--。その時到着した科学陣は、ガソリンを下水道に流し特殊火焔放射器で液体人間を倒し、危機を救った。東京に現われた液体人間は絶滅した。が、地球が死の灰に蔽われ人類が全滅した時、液体人間が地球を支配し彼らの文明を築くかも知れない--。

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