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大菩薩峠 第二部(1958)

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  • 平均評点

    66.8点(49人)

  • 観たひと

    75

  • 観たいひと

    4

  • レビューの数

    13

基本情報

ジャンル 時代劇
製作国 日本
製作年 1958
公開年月日 1958/4/21
上映時間 105分
製作会社 東映京都
配給 東映
レイティング
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ カラー/シネスコ
メディアタイプ
音声
上映フォーマット

スタッフ

キャスト

出演片岡千恵蔵 机竜之助
中村錦之助 宇津木兵馬
月形龍之介 裏宿の七兵衛
加賀邦男 宇治山田の米友
山形勲 神尾主膳
河野秋武 がんりきの百蔵
左卜全 道庵先生
東千代之介 駒井能登守
長谷川裕見子 お豊
丘さとみ お松
星美智子 お玉
星美智子 お杉の方
浦里はるみ お絹
沢村貞子 お角
木暮実千代 お徳
片岡栄二郎 金蔵
植木義晴 蔵太郎
植木義晴 郁太郎
上田吉二郎 善市
市川小太夫 与兵衛
楠本健二 木村武兵衛
赤木春恵 備前屋の仲居
熊谷武 備前屋の番頭
石丸勝也 備前屋の夜番
尾上華丈 大湊の町人
水野浩 花嫁付の老人
原京市 大場甚内
小田部通麿 村田文蔵
加藤浩 小山田平兵衛
島田秀雄 伊藤宇兵衛
橋本平八 富塚源蔵
藤木錦之助 近藤藤太
南方英二 小谷弥兵衛
遠山恭二 安芸久内
阿部九洲男 浦部勘兵衛
七条友里子 薬売りの娘
香川良介 望月家老主人
里見浩太朗 望月若主人
岸井明 与八

解説

「悪徳」の猪股勝人に柴英三郎の共同脚色、「千両獅子」の内田吐夢監督、「少年猿飛佐助(1958)」の三木滋人撮影と、スタッフは第一部と同様。主演は「直八子供旅」の片岡千恵蔵、「源氏九郎颯爽記 白狐二刀流」の中村錦之助、「丹下左膳(1958)」の長谷川裕見子に、「ひばり捕物帖 かんざし小判」の東千代之介、「忠臣蔵(1958)」の木暮実千代が新しく加わる。色彩は東映カラー。

あらすじ

紀州竜神の池に近く、失明の身をお豊のたすけで癒す机竜之助は、再びお豊の亭主金蔵を斬り、伊勢古市に身をかくした。お豊は旅篭備前屋に住み込み、竜之助の治療費をかせごうとするが、折しも宿泊した悪旗本神尾主膳に体を奪われ、自殺した。その遺書をあずかった芸人娘お玉が、竜之助をたずねて出発しようとした朝、愛犬ムクがくわえているのは主膳の印篭。犯人と間違えられて追われる彼女を助けたのは猿のような曲芸師米友であった。お玉をのがした彼、捕手の中で米友と対峠した一人の武士、彼こそお松七兵衛と共に竜之助を追う兵馬であり、かなわじと見た米友は海中へと身を投じた。お玉からお豊の死を知らされた竜之助は、虚無僧姿で江戸へ出発、途中神尾主膳の愛妾お絹にひろわれ、二人は駕篭で清水港へさしかかる。お玉は女軽業師お角一座に加わり、お君と名をかえるが、そこで再び米友と再会、一方兵馬たちも竜之助を追って東海道を上る。ところが竜之助は、清水に近い山間で、お絹を狙うがんりきの手で、谷底へつきおとされた。それを救ったのが、一子蔵太郎をかかえた若い後家の薬売りお徳。山間に身をよこたえ、温いお徳のもてなしで、竜之助にも人間らしい心がよみがえるが、その時この山村を訪れた悪旗本主膳。郷士の婚礼に無理難題をもちかけ、路金をせしめようとする。竜之助は槍をとって主膳の家来を殺すが、彼のかくれた魔性が再び頭をもち上げた。「人を斬りたい……」そうつぶやく彼を、主膳は何と思ったか家来に加え、一路甲府へと向う。主膳は今度お役御免となり、後任駒井能登守が甲府へ到着する予定だ。主膳の心の中には、どういう計画が熟しているのだろうか。

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