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ひばりが丘の対決

  • ひばりがおかのたいけつ
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  • 平均評点

    62.5点(10人)

  • 観たひと

    15

  • 観たいひと

    2

  • レビューの数

    5

基本情報

ジャンル ドラマ
製作国 日本
製作年 1957
公開年月日 1957/10/15
上映時間 74分
製作会社 新東宝
配給
レイティング 一般映画
アスペクト比 スタンダード(1:1.37)
カラー/サイズ モノクロ/スタンダ-ド
メディアタイプ フィルム
音声 モノラル
上映フォーマット 35mm

スタッフ

監督中川信夫 
脚本岸松雄 
企画島村達芳 
撮影吉田重業 
美術加藤雅俊 
音楽渡辺宙明 
録音沼田春雄 
照明関川次郎 

キャスト

出演高島忠夫 花山勇吉
浅野雪子 勇吉の母かね
宮沢明 勇吉の弟隆雄
石川冷 外村浅吉
矢代京子 浅吉の娘幸子
浅野雪子 浅吉の祖母りん
久保菜穂子 後藤弓子
小倉繁 山田勝市
五月藤江 勝市の妻マサ
岡竜弘 長男良作
高岡久美子 良作の妻とき子
国方伝 次男茂
西一樹 強盗A
鈴木信二 強盗B
原田繁信 強盗C
千葉徹 役人財部
山田長正 役人平山
小森敏 大沼巡査
木下隆二 早坂
野崎善彦 安倍
橘美千子 光子
加藤欣子 ヤング軒の小母さん

解説

「謎の紫頭巾 姫君花吹雪」の岸松雄の脚本により「怪談累が淵(1957)」の中川信夫が監督した、北海道原野を舞台の異色活劇。撮影は吉田重業。主演は「坊ちゃんの主将」の高島忠夫、「荒海の王者」の久保菜穂子、中川信夫が発見した新人矢代京子(昭和十三年生れ)。

あらすじ

ここ北海道の山麓にある威振村は定期便の乗合馬車が日に一回しかないという僻村だが、道庁の役人が到着したので珍しくも大賑わい。村長宅では大宴会が開かれた。ところで、馭者の勇吉は幸子と恋仲だが村長の次男坊茂も幸子の後を附け廻していた。茂は宴会の手伝いに来ていた幸子を執拗に追ったが、肘鉄砲を喰らって暴力沙汰に及ばんとした。そこへ勇吉が駈けつけたが手出しが出来ない。幸子はそんな勇吉の意気地なさに口惜し涙で走り去ったが、それでも翌日になると二人は仲なおり。だが、強盗殺人の三人組が潜入したとの急報が入って、村は恐怖に脅かされた。馬車の前方に人影が立ちはだかっても客席は慄然とする始末。ところで、宴会の日から村長の家には、かつて村長に厄介になっていたという男の妹弓子が兄を探しにやって来て宿泊していたが、彼女が遅く帰宅すると強盗が侵入していた。やがて戻った茂も為すすべなく、もののはずみに棚から落ちた袋からは、弓子の兄を無実の罪におとした村長の金がばれて出た。大金を手に入れた強盗は街道に姿を消したが、翌朝になると山中の炭焼小屋から殺人が発覚した。村では自警団結成を決めたが、勇吉は馬車があるからと参加を拒んだ。幸子に「私が代って馬車を走らせるから」と言われても煮え切らない。だが、更に「そんな臆病者大嫌い」と言われて彼も村人の跡を追った。そして山道で弓子が盗られた頚飾りを発見、幸子の馬車の危険を感じ馬車を追いかけ辛うじて飛び乗った。やがて強盗と出会った勇吉は、隙を狙って果然体当り、三人を打ち倒した。彼は村をあげての表彰を受け、弱虫の汚名を捨てて、幸子に結婚を申し込むのであった。

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