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十七才の抵抗

  • じゅうななさいのていこう
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  • 平均評点

    60.1点(8人)

  • 観たひと

    13

  • 観たいひと

    2

  • レビューの数

    4

基本情報

ジャンル ドラマ
製作国 日本
製作年 1957
公開年月日 1957/7/30
上映時間 101分
製作会社 日活
配給 日活
レイティング
アスペクト比
カラー/サイズ モノクロ
メディアタイプ
音声
上映フォーマット

スタッフ

監督井上梅次 
脚色池田一朗 
原作戸田昭子 
製作坂上静翁 
撮影永塚一栄 
美術中村公彦 
音楽大森盛太郎 
録音米津次男 
照明河野愛三 
編集鈴木晄 

キャスト

出演浅丘ルリ子 清沢可奈子
小林重四郎 清沢十三郎
広岡三栄子 清沢由美
都築みどり 清沢早苗
轟夕起子 永松美也子
白木マリ 中山靖子
津川雅彦 長谷川哲次
天路圭子 福永京子
葵真木子 小宮道子
泉桂子 宮本啓子
清水まり子 塚本啓子
堀川京子 松本
長門裕之 英吉
武藤章生 山本君
林茂朗 吉田君
冬木京三 信次
伊藤寿章 善さん
瀬川路三郎 がんさん
永井柳太郎 友蔵
三島謙 松三
竹内洋子 お染
安部徹 永松
田中筆子 かつ
小泉郁之助 哲次の父
原久子 哲次の母
山田禅二 善蔵
原恵子 女教師
鏑木はるな 美也子の女弟子
村田寿男 爺さん
青木富夫 映画館の呼びこみ
小寺幸男 不良風の男A
柳瀬志郎 不良風の男B
浅野寿々子 可奈子の幼少時代

解説

戸田昭子の原作『可奈子』から「愛ちゃんはお嫁に」の池田一朗が脚色、「勝利者」の井上梅次が監督した。撮影は、「命も恋も」の永塚一栄。主演は、「月下の若武者」の浅丘ルリ子、長門裕之、津川雅彦、「女子寮祭」の轟夕起子、ほかに広岡三栄子、小林重四郎、白木マリ、冬木京三ら。 可奈子は高校三年、理知的で美しい娘だった。彼女の父は松川一座の座主で、この町の小屋主と契約して腰を落着けていた。初夏の風そよぐ海浜にある高等学校の校庭で、可奈子は級友達の羨望の眼差に囲まれていた。模擬試験の結果が発表され、相変らず彼女がトップであった。その夕方、下宿に迎えに来た一座の英吉と一緒に劇場に行った可奈子は、そこで若い継母の不倫を見てしまった。一方、可奈子と高級生の哲次とはよく喧嘩したが、その実二人とも心ではお互いに好き合っていた。ある日、可奈子たちは海沿いの道をサイクリングに出掛けたが、その途中可奈子は足を捻挫して、近くの哲次の家に担ぎ込まれた。そして哲次の両親から暖かくもてなされたが、その幸福な家庭に何故か可奈子の瞳はうるむのだった。その帰り、哲次たちは可奈子を下宿まで送って行った。しかし、その下宿には継母の由美が来ており、前に不倫を見られ興奮している由美は可奈子と激しくののしり合った。そして、可奈子の実母美也子も駈落ちして、いまは浅草でしがない女剣劇をしているのだと口走った。それから間もなく、可奈子が哲次たちに混じって東京へ模擬試験を受けに行ったのは、母美也子に会うためだった。東京に着いた可奈子たちは哲次の叔父の家に泊まったが、そこには靖子という可奈子と同じ年頃の美しい娘がいた。そして彼女は哲次の許婚と知り、可奈子は愕然とした。翌日、可奈子はやっと母に会ったが、それは可奈子が夢見ていた母ではなかった。彼女は一度に打ちひしがれた気持ちになった。--町に帰った可奈子は、由美が座員と駈落ちしたため芝居に穴をあけ、小屋の契約を解かれ困っている父に、自分が舞台に立つから旅興行に出ようと、強く父を励ますのだった。

あらすじ

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