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別れの茶摘歌 お姉さんと呼んだ人

  • わかれのちゃつみうたおねえさんとよんだひと
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  • 平均評点

    60.0点(1人)

  • 観たひと

    3

  • 観たいひと

    2

  • レビューの数

    0

基本情報

ジャンル ミュージカル / ドラマ
製作国 日本
製作年 1957
公開年月日 1957/8/25
上映時間 66分
製作会社 東宝
配給 東宝
レイティング
アスペクト比
カラー/サイズ モノクロ
メディアタイプ
音声
上映フォーマット

スタッフ

監督本多猪四郎 
脚本本多猪四郎 
竹中弘祐 
製作竹井諒 
撮影栗林実 
美術阿久根巖 
音楽竹岡信幸 
録音山元三彌 
照明田中義男 

キャスト

出演扇千景 井上道子
山田巳之助 井上増吉
三條利喜江 井上静子
平田昭彦 井上達夫
島倉千代子 坂田千代
北川町子 坂田やす子
小泉博 上野正夫
生方壮児 試験所長
中野俊子 まつ
中丸忠雄 山崎
村上冬樹 大塚

解説

「別れの茶摘歌」につづく島倉千代子のヒット・ソングを映画化した歌謡メロドラマ。スタッフは前作と同じ。主演は扇千景、島倉千代子は何れも前作と同じく新たに「忘却の花びら (完結篇)」の小泉博が加わっている。

あらすじ

風薫る五月、茶の名産地静岡に由緒ある献茶式が近づく頃保育園の保母、道子の胸に切ない思い出が甦る。三年前の献茶式で、道子は農事試験場の若い技師上野正夫と知合った。二人は二度三度と会ううち急速に結ばれて行った。婚期にある道子が兄の達夫からの縁談に責められ、一度は別れる決心をするが、しかしそんなことがあればあるほど二人はしっかりと結びついた。道子は正夫のためにどんな障害をも乗越える決心をした。唄の上手な茶農の娘千代に恋文を託し道子は正夫と逢引を続けた。ところがある日、正夫は突然、故郷の東京へ去った。そして道子には、健康を害しているため幸福にする自信がないとの手紙をよこした。が、正夫あっての幸福しか考えられぬ道子は上京、胸を病んで一人淋しくいる正夫のアパートに行った。それ以来二人の生活は始ったが、正夫の病状は悪化するばかり。道子は療養費を稼ぐため、正夫の友人大沢の世話でセールスの仕事を見つけてもらうが、病身の正夫をおいて旅に出ることはできない。たまたま町で会った千代の姉やす子の口添えで銀座のバーに勤めることになった。それで正夫の入院費用の工面がつき、いよいよ手術となった。と、その日、道子はバーで計らずも静岡で求婚された金持の息子山崎に会った。しつこく追い回す山崎から道子は漸く逃れ、今度は大沢の世話で婦人記者の職を与えられた。ほっとする道子。しかしそのとき正夫の容態悪化が報された。駈けつけた道子を待たず正夫は死んだ。悲しい思いを胸に道子は故郷静岡へ戻り、生きる道を幼稚園の保母に見つけた。今日も子供たちと丘を行く道子の上を茶畑で働く千代の歌声が明るく流れる。

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