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別れの茶摘歌

  • わかれのちゃつみうた
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  • 平均評点

    60.0点(1人)

  • 観たひと

    2

  • 観たいひと

    2

  • レビューの数

    0

基本情報

ジャンル ドラマ
製作国 日本
製作年 1957
公開年月日 1957/7/2
上映時間 60分
製作会社 東宝
配給 東宝
レイティング
アスペクト比
カラー/サイズ モノクロ
メディアタイプ
音声
上映フォーマット

スタッフ

監督本多猪四郎 
脚本本多猪四郎 
竹中弘祐 
製作竹井諒 
撮影栗林実 
美術阿久根巖 
音楽竹岡信幸 
録音山元三称 
照明田中義男 

キャスト

出演小杉義男 坂田礼吉
本間文子 妻とめ
島倉千代子 娘千代
伊東隆 息子次郎
山田巳之助 井上増吉
三條利喜江 妻静子
平田昭彦 長男達夫
津山路子 妻葉子
扇千景 末娘道子
大塚国夫 野沢秀雄
北川町子 坂田やす子
太刀川洋一 木掛三吉
加藤雅夫 村の青年隆
花村菊江 村の女妙子
島田治子 村の女A
阿部ときえ 村の女B
中野俊子 まつ
和田潜 老農夫

解説

久々の竹中弘祐と、「この二人に幸あれ」の本多猪四郎が脚本を書き、同じく本多猪四郎が監督した。撮影は「東京だョおッ母さん」の栗林実。主な出演者は「東京だョおッ母さん」の島倉千代子、太刀川洋一、「金語楼純情日記 珍遊侠伝」の扇千景。ほかに、北川町子、大塚国夫、平田昭彦など。

あらすじ

千代は茶畑に働く仕事熱心な娘である。晴れた或る日、千代は新茶の見本を町の茶問屋井上商店に届けに行った。井上商店の末娘道子は偶々来合わせていた従兄妹の商船大学学生の秀俊とともに、千代を散歩に誘った。数日経って思いがけなく秀雄と道子が訪ねて来た。秀雄が茶畑を見たいというのである。野苺を口に含みながら、夕闇迫る茶畑の丘に、秀雄と千代は時を忘れて語り合うのだった。しばらく経つと秀雄は千代を清水の商船大学に招待した。二人の話題は恋人を慕って東京に家出した道子のことにあったが、道子の思い切った行動は、秀雄の心を大きく動かし、千代に深い愛情を寄せるようになった。秀雄は、練習航海が終ったら何をおいても千代を訪問すると約束した。喜びにあふれて家に帰ると、事もあろうに父が畠で倒れて重態になっていた。新種の茶に植をかえねばならない、しかし資金がないという大切な時だった。こうした時に井上商店のご隠居が千代を訪れて来た。ご隠居は道子の相続する財産を茶畑の改植の費用にと届けてきたのである。それは道子が家出の時に書き残した願いなのだった。喜びに涙ぐみながら、千代は新種の茶の植変えを始めた。村の青年達も応援に来た。その日、商船大学の練習船は秀雄を乗せて遠洋航海に旅立った。千代は茶畑の丘から練習船をいつまでも見送っていた。「別れの茶摘歌」を歌いながら……。

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