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異母兄弟

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  • 平均評点

    75.7点(32人)

  • 観たひと

    51

  • 観たいひと

    6

  • レビューの数

    8

基本情報

ジャンル ドラマ
製作国 日本
製作年 1957
公開年月日 1957/6/25
上映時間 110分
製作会社 独立
配給
レイティング
アスペクト比
カラー/サイズ モノクロ
メディアタイプ
音声
上映フォーマット

スタッフ

監督家城巳代治 
脚本依田義賢 
寺田信義 
原作田宮虎彦 
製作栄田清一郎 
撮影宮島義勇 
美術平川透徹 
音楽芥川也寸志 
録音加藤一郎 
照明浅見良二 
編集沼崎梅子 

キャスト

出演三國連太郎 鬼頭範太郎
田中絹代 妻利江
西田昭市 長男一郎司
浪江孝次 長男幼年時代
遠藤征行 長男少年時代
近藤宏 次男剛二郎
春日井宏往 次男幼年時代
大友良雄 次男少年時代
南原伸二 三男良利
森下義秀 三男少年時代
中村賀津雄 四男智秀
菅野彰雄 四男幼年時代
高千穂ひづる ハル
飯田蝶子 マス
豊島八重子 つた
島田屯 太田
富田仲次郎 相模
太田恭二 小学校の先生
永井智雄 連隊長
打越昭八 教官
水村靖 下士官
宮坂昌介 中学生A
水谷勇 中学生B
降旗昭司 中学生C
伊藤享治 中学生D
中村智 中学生E
陶隆 客の男
志賀夏江 女甲
徳間みどり 女乙
相沢治夫 医師

解説

田宮虎彦の原作を、「ともしび」の寺田信義が脚色、「仇討崇禅寺馬場」の依田義賢が改訂した。監督は「こぶしの花の咲くころ」の家城巳代治。撮影は「黄色いからす」の宮島義勇。主な出演者は、「黄色いからす」の田中絹代、「ニコヨン物語」の三國連太郎、「女だけの街」の高千穂ひづる、「まだら頭巾剣を抜けば 乱れ白菊」の中村賀津雄、「警視庁物語 追跡七十三時間」の南原伸二。ほかに、飯田蝶子、近藤宏、島田屯、永井智雄など。

あらすじ

利江は陸軍大尉鬼頭範太郎の家へ女中奉公に出た。やがて利江は範太郎に手ごめにされて身ごもり、範太郎の病妻つたは一郎司、剛次郎の二児を残して死ぬ。範太郎は、ただ、世間体だけから利江を後添えにしたが、雇い女としてしか取扱おうとせず、一郎司、剛次郎にも、お利江と呼ばせ続ける。やがて十年の歳月が流れ、範太郎は連隊長、一郎司は陸士、剛次郎は幼年学校に在学、利江の生んだ良利は十二歳、智秀は六歳、そして利江は脂ののった女盛りになっていた。範太郎は依然として利江を虐げ、良利、智秀をも異母兄達ときびしく差別した。台所の片隅、そこが利江たちに与えられた部屋だった。それからまた十年。範太郎は少将で予備役となり、在郷軍人会の分会長をしていた。一郎司、剛次郎とも出征した。相次ぐ二人の勝報は範太郎にとり最上の誇りだった。良利も海軍少尉となり出征した。中学四年になった智秀は学業はできたが病弱だった。そうした智秀を軍人の家の面汚しと感じている範太郎は、ますます智秀を虐げた。新しい女中のハルは、親身に智秀をいたわった。智秀はハルの部屋に憩いの場所を見つけた。二人の心は急速に結びついて行ったが、範太郎に感づかれて智秀は勘当された。婆やの実家に預けられた智秀は、ハルが身売りされたことを知り、その面影を求めて家出する。そして終戦--。出征した三人とも戦死し、範太郎はすっかりうつけてしまった。利江に家財道具を売り払わせては、飲みふけた。そんなある日、飯場を渡り歩いていた智秀が帰ってきた。利江は狂喜した。が範太郎は寄せつけなかった。噴きあげる怒りに利江は初めて範太郎を見据えて言った。「智秀はあなたの子です。私ばかりの子ではありません。……もう言わせてもらいます。……私はもう女中ではありません!」

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