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次男坊判官

  • じなんぼうはんがん
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  • 平均評点

    52.0点(2人)

  • 観たひと

    4

  • 観たいひと

    4

  • レビューの数

    0

基本情報

ジャンル 時代劇
製作国 日本
製作年 1955
公開年月日 1955/3/25
上映時間 83分
製作会社 大映京都
配給
レイティング
アスペクト比
カラー/サイズ モノクロ
メディアタイプ
音声
上映フォーマット

スタッフ

監督加戸敏 
脚本衣笠貞之助 
企画浅井昭三郎 
製作酒井箴 
撮影武田千吉郎 
美術太田誠一 
音楽山田栄一 
録音大角正夫 
照明岡本健一 

キャスト

出演市川雷蔵 遠山金四郎
浅茅しのぶ 寿女郎
峰幸子 お八重
市川小太夫 榊原重蔵
潮万太郎 梅の三吉
杉山昌三九 谷山猪十郎
南条新太郎 遠山金之丞
羅門光三郎 熊峰の権六
浦辺粂子 おしげ
若杉曜子 大黒女郎
橘公子 お静
大美輝子 布袋女郎
荒木忍 彫為
東良之助 越後屋彦兵衛
水原洋一 直助
天野一郎 長吉
水野浩 鈴木左内
伊達三郎 吾八
石原須磨男 碇床の親方
千葉登四男 鳴海早太
西岡タツオ 千松
横山文彦 長尾摂津
藤川準 茂作
玉置一恵 村瀬半右衛門
堀北幸夫 壷振り権次
大崎四郎 俵屋平八
高原朝子 毘沙門女郎
前田和子 弁天女郎
種井信子 俵屋の小女
金剛麗子 お鹿

解説

「川のある下町の話」の衣笠貞之助の脚本を、「怪猫逢魔が辻」の加戸敏が監督し、同じく武田千吉郎が撮影する。主なる出演者は「次男坊鴉」の市川雷蔵、「酔いどれ囃子」の浅茅しのぶ、「舞妓三銃士」の峰幸子、「花ざかり男一代」の市川小太夫と羅門光三郎、「七つの顔の銀次」の杉山昌三九、「幸福を配達する娘」の浦辺粂子など。

あらすじ

小太刀の名人遠山金四郎は上野東照宮の奉納試合で、予想に反して敗れ、その日から家出をした。これは腹違いの病身の兄金之丞に家を譲るためで、金四郎は板橋宿の蕎麦屋長吉の居候となり髪も町人髷にかえた。そして三吉という若者と賭場歩きをし、日本橋の米問屋越後屋が買占めた遊女屋俵屋の花会にのりこみ大儲けをした。親分権六は金四郎を放り出そうとしたが、彼は見事な腕で用心棒の谷山猪十郎まで投げとばしお職の寿女郎の部屋に逃げた。寿は一目で彼に心を惹かれたが、権太の目をくらますため彼女の父の刺青師彫為の家にかくまった。金四郎は彫為に頼んで背中に遠山桜の刺青をして貰う。その頃越後屋は代官榊原重蔵と共謀して江戸周辺の米を買占め、米価の吊上げを計ったので、窮した町民は非常米の倉を開けさせようとするが、倉番直助は権六に買収され、既に米を売っていた。直助の娘お八重は事実を確めるため俵屋へ行って権六に会った。権六は無法にもお八重を手ごめにしようとする。その時現われた金四郎は権六一味をさんざんにやっつける。金四郎に悪事を曝かれるのを恐れた越後屋らは猪十郎に直助を斬らせ、更に金四郎の命も狙う。榊原は米を一人占めにしようとして越後屋を斬りすてたが金四郎に逮われて役人に引き渡され、猪十郎は川に投げこまれた。こうして騒ぎが治ったとき、兄金之丞の病死の報があり、金四郎は家を継ぐ事になった。お八重を連れて板橋を去る金四郎を寿は涙ながらに見送った。

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1955年3月下旬号

グラフィック:次男坊判官

日本映画紹介:次男坊判官