男性      女性

※各情報を公開しているユーザーの方のみ検索可能です。

NEWS

KINENOTE公式Twitter

駕で行くのは

  • かごでいくのは
  • ----
  • ----


  • 平均評点

    62.0点(1人)

  • 観たひと

    2

  • 観たいひと

    1

  • レビューの数

    0

基本情報

ジャンル 時代劇
製作国 日本
製作年 1955
公開年月日 1955/1/9
上映時間 49分
製作会社 大映京都
配給
レイティング
アスペクト比
カラー/サイズ モノクロ
メディアタイプ
音声
上映フォーマット

スタッフ

監督天野信 
脚本御莊金吾 
企画浅井昭三郎 
製作酒井箴 
撮影本多省三 
美術菊地修平 
音楽大久保徳二郎 
録音大谷巖 
照明岡本健一 

キャスト

出演勝新太郎 三次
小町瑠美子 お千代
市川小太夫 大岡越前守
渡辺篤 助十
田端義夫 権三
葛木香一 小間物屋彦兵衛
千葉登四男 ならず者松五郎
上久保武夫 平野弁十郎
玉置一恵 越前屋太郎右衛門
伊庭駿三郎 堀部天心斎
横山文彦 源兵衛
藤川準 半平
岩田正 近山金四郎
大国八郎 玉手造酒
大崎四郎 駕籠の客
棋崎宏樹 駕籠の客
大美輝子 天心斎の妻鶴枝
橘公子 お清
前田和子 おかる
戸村昌子 おせん
大谷鷹子 武家の妻女
石井富子 駕籠の客
金剛麗子 お鉄

解説

シナリオ界の古参で、目下ラジオで活躍の御莊金吾の脚本を、「お富さん」の天野信が監督し、新進本多省三が撮影に当る。主演は「お富さん」と同じく勝新太郎と小町瑠美子で、「八州遊侠伝 白鷺三味線」の市川小太夫、「七変化狸御殿」の渡辺篤、歌手の田端義夫等が助演する。

あらすじ

江戸は日本橋のらくら長屋に住む駕屋の助十と権三は、或る夜、越前屋の隠居所から三人の怪しい男が出て来るのを見た。翌朝、同じ長屋の小間物屋彦兵衛が隠居殺しの犯人として同心近山に拘引された。彦兵衛の娘千代や彼女の恋人の鳶人足三次をはじめ、長屋の連中は無実だと嘆願したがその夜彦兵衛は借金のため隠居を訪れた事が不利となって許されない。権三と助十は犯人の顔を見たけれど、そのとき脅迫されたので怖くて言出せない。二人は行きつけの居酒屋で、三次と一緒に奉行大岡越前守の悪口を言ってうっぷんを晴らした。すると居合せた浪人が口を合わせるので、二人は益々調子にのって真犯人らしい男の事をしゃべる。この浪人者が実は大岡越前であるとは三人は気がつかなかった。ところが翌日、彦兵衛は処刑されると高札が出た。たまりかねた二人は三次に当夜の状況をつぶさに語り、目明し半平に訴えたが日頃素頓狂な二人の言葉は信用されない。二人がぼんやり居酒屋へ行くと、そこに例の殺人犯人らしい男が現われた。松五郎というやくざである。二人は彼を訴え出ようとして、却って浪人の弁十郎と造酒に命を狙われるが、越前守は彦兵衛が死んだと見せかけて油断させ、松五郎等三名を召しとった。そうして彦兵衛は無事に帰され、権三と助十はお奉行さまから御褒美をいただいた。

関連するキネマ旬報の記事

1955年2月下旬号

日本映画紹介:駕で行くのは