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次郎長三国志 第五部 殴込み甲州路

  • じろちょうさんごくしだいごぶなぐりこみこうしゅうじ
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  • 平均評点

    70.8点(44人)

  • 観たひと

    80

  • 観たいひと

    5

  • レビューの数

    10

基本情報

ジャンル 時代劇
製作国 日本
製作年 1953
公開年月日 1953/11/3
上映時間 77分
製作会社 東宝
配給 東宝
レイティング
アスペクト比
カラー/サイズ モノクロ
メディアタイプ
音声
上映フォーマット

スタッフ

監督マキノ雅弘 
構成小国英雄 
脚本松浦健郎 
原作村上元三 
製作本木莊二郎 
撮影飯村正 
美術北猛夫 
浜上兵衛 
音楽鈴木静一 
録音小沼渡 
照明西川鶴三 

キャスト

出演小堀明男 清水の次郎長
河津清三郎 清水の大政
田崎潤 桶屋の鬼吉
森健二 関東綱五郎
田中春男 法印大五郎
石井一雄 増川の仙右衛門
森繁久彌 森の石松
小泉博 追分三五郎
緒方燐作 大野の鶴吉
広沢虎造 張子の虎三
久慈あさみ 投げ節お仲
若山セツ子 お蝶
豊島美智子 お千
澤村國太郎 江尻の大熊
小堀誠 猿屋の勘助
相原巨典 万屋の直太郎
谷晃 桶由の親爺
河崎堅男 寿々屋の亭主

解説

「次郎長三国志 第四部 勢揃い清水港」に次ぐ次郎長三国志シリーズの第五部。スタッフ、キャストとも前作と同様であるが、今回は新人緒方燐作が新たに登場する。

あらすじ

秋祭りに賑わう清水港。寿々屋のお千ちゃんが嫁に行くと聞いて、桶屋の鬼吉と関東の綱五郎が一大事とばかり飛び込んで来た次郎長の家の奥座敷では、投げ節お仲に首ったけの森の石森が三五郎共々粋な三味の音に合わせてドラ声を張り上げている。喧嘩がなくて暇のせいか、次郎長一家もこの所いささかたるんでいる形である。しかし、そのまた奥座敷では次郎長を囲んで江尻の大熊、大政等が何やら真剣に相談していた。甲州にある大熊の賭場が前々から猿屋の勘助から侵害されているのだ。先づお仲が物見の役を買って甲州へ旅立った。石松と三五郎はしきりと気を揉むがお仲からは何の便りも来ず、お千にふられた鬼吉、綱五郎と一緒にやけ酒をあおる。その時表土間で仁義をきる旅人一人。実はお仲は、捕えられ、勘助は代官に手を廻して清水一家の殴込みには捕手を向けようと用意しているとの事である。次郎長はこの旅人大野の鶴吉を案内役に甲州乗り込みの腹を決めた。石松と三五郎は気が気でなく一足先に、鬼吉と綱五郎はお千の結婚式の駕篭を担ぐ約束を果すため、遅れて後から一同に追付く。やがて勘助の表土間に現れた清水一家の十三人は名乗りを上げて、乱戦となった。石松はお仲の囲われている土蔵目掛けて突進するが、暗闇より白仭一閃眼をやられた。しかし豚松の働きで土蔵は破られ、お仲は救われ勘助は斬られた。一行に附いてきた次郎長女房のお蝶が帰途発熱したが、子分達の作った情の山駕篭に次郎長とお蝶が乗り、一行は景気よく秋空の彼方へと突っ走っていった。

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