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元禄女大名(1960)

  • げんろくおんなだいみょう
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  • 平均評点

    64.7点(6人)

  • 観たひと

    11

  • 観たいひと

    1

  • レビューの数

    1

基本情報

ジャンル 時代劇 / ミュージカル
製作国 日本
製作年 1960
公開年月日 1960/9/9
上映時間 83分
製作会社 大映京都
配給 大映
レイティング 一般映画
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ モノクロ/シネスコ
メディアタイプ フィルム
音声 モノラル
上映フォーマット 35mm

スタッフ

監督安田公義 
脚本松村正温 
西村八郎 
企画浅井昭三郎 
製作武田一義 
撮影牧田行正 
美術上里義三 
音楽浜口庫之助 
録音海原幸夫 
照明島崎一二 
編集西田重雄 

キャスト

出演勝新太郎 奴源平
勝新太郎 結城備前守
中田康子 月姫
中村玉緒 琴姫
川崎敬三 篠原主馬
北林谷栄 蓮昌院
三田登喜子 雪姫
真城千都世 腰元さつき
加茂良子 腰元紅葉
藤原礼子 腰元かやめ
高島美穂 腰元桂
天地総子 腰元弥生
千葉敏郎 高梨玄蕃
島田竜三 堀越近江守
嵐三右衛門 志賀丹後守
荒木忍 岡地三太夫
水原浩一 徳田
光岡龍三郎 土川
玉置一恵 佐伯家の用人
福井隆次 佐伯家の供侍
沖時男 筑波屋の番頭
大杉潤 佐伯家供先の仲間
浜田雄史 使者
木村玄 関所の役人頭
森田健二 佐伯家の家臣
滝のぼる 女中お竹
神脇絵須子 筑波屋の番頭
山本弘子 腰元楓

解説

松村正温と西村八郎の共同脚本を、「怪談累が淵(1960)」の安田公義が監督したミュージカル型式の時代劇。「続次郎長富士」の牧田行正が撮影した。

あらすじ

奥州結城藩二万石は、関ヶ原合戦に結城備前守が危機に陥った家康公を背負い「相馬盆歌」を唄って敵中を突破した功によるものだった。その孫娘月姫は美人であるが剣術気違い、自分より強い人でなくては嫁に行かないと各藩の若殿を見合の席上で片っぱしから試合でやりこめていた。祖母蓮昌院は隣藩佐伯家の若殿源三郎をしきりに勧めるが、姫は一顧もしない。そんな最中、幕府から即刻出府の厳命が下った。月姫に花婿を押しつけるためである。この月姫出府に結城藩江戸邸は大騒ぎになった。月姫の妹・琴姫には篠原主馬という恋人がいるが、月姫の人物試験に見事落第。足軽源平が歌う結城藩の国歌相馬盆歌を聞いて月姫は、以後当藩においてこの歌を唄った者は打ち首と厳命した。そんな頃老中の分家堀越近江守が、腕の立つ家臣高梨、徳田、土川の三人を連れて乗り込んで来た。高梨に敗れた月姫に養子縁組を申しでた。が、そっちが代理ならこっちも代理と、足軽の源平が三人を打ちすえてしまった。しかし、月姫の美貌にうちこんだ近江守は老中に泣きついた。老中に迫られた月姫は咄嗟の機軽で佐伯源三郎の名をあげた。かくて月姫は国へ帰って佐伯家と縁組をしなければならなくなった。最後の我儘と一人で国許へ旅立つことにするが、琴姫の命令で源平が供をすることとなった。月姫と源平二人の珍妙な喧嘩旅がはじまった。月姫略奪の命を受けて後を追った高梨の一行は源平の働きによって追い払われた。この喧嘩旅も無事結城藩に着いたため終りになった。月姫は源平を愛していることを知るがあまりにも身分が違い過ぎるためどうすることもできなかった。それから十日目--佐伯源三郎が婿として乗り込んできた。顔を上げる姫の前に源平の雄々しい顔があった。

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