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霧笛が俺を呼んでいる

  • むてきがおれをよんでいる
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  • 平均評点

    63.8点(73人)

  • 観たひと

    109

  • 観たいひと

    5

  • レビューの数

    18

基本情報

ジャンル ドラマ
製作国 日本
製作年 1960
公開年月日 1960/7/9
上映時間 79分
製作会社 日活
配給 日活
レイティング
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ カラー/シネスコ
メディアタイプ
音声
上映フォーマット

スタッフ

監督山崎徳次郎 
脚本熊井啓 
企画水の江滝子 
撮影姫田真佐久 
美術木村威夫 
音楽山本直純 
録音橋本文雄 
照明岩木保夫 
編集鈴木晄 

キャスト

出演赤木圭一郎 杉敬一
葉山良二 浜崎守雄
芦川いづみ 美也子
吉永小百合 ゆき子
天路圭子 サリー
堀恭子 和子
二本柳寛 柳田
内田良平 渡辺
深江章喜 
沢井杏介 北川
西村晃 森本
木崎一郎 牧野
柴田新 半田
英原穣二 杉の仲間A
河辺健三 杉の仲間B
八代康二 酒場35ノットの船員
柳瀬志郎 酒場35ノットの船員乾分A
野呂圭介 酒場35ノットの船員乾分B
高田保 酒場35ノットの船員乾分C
石丘伸吾 ホテルのボーイ
深水吉衛 アパートの管理人
須田喜久代 宮本看護婦
弘松三郎 河出
原恵子 写真の中の母親
福田文子 写真の中の娘
木崎順 ガラス窓ふきの男
大須賀更生 北川の乾分

解説

「邪魔者は消せ」の熊井啓の脚本を、「海を渡る波止場の風」の山崎徳次郎が監督した、赤木圭一郎のマドロスもの。撮影も「海を渡る波止場の風」の姫田真佐久。

あらすじ

すずらん丸はエンジンの故障で出航を延期し、船員は陸に上った。航海士杉も船員たちと酒場“35ノット”に行った。船員が女給のサリーにからんだことから、乱闘になった。杉もパトロールに連行された。--翌日杉は友人の浜崎に会いに出かけた。しかし、浜崎は二週間前に突堤で溺死体になって発見されたのだという。当局は自殺と断定していた。が、浜崎の妹ゆき子は殺されたのだと思うと言った。森本刑事は浜崎が麻薬の売人であったと教えた。杉が留守の間にサリーから電話がかかってきたが、杉がアパートへ行った時には、彼女は殺されていた。杉は浜崎の恋人美也子と浜崎の溺死現場に行った。ロープは刃物で切られたことを知った。杉は他殺だと判断した。その後、浜崎と美也子は“35ノット”の支配人渡辺の配下に襲われた。杉は撃退した。渡辺一味はサリーの友人和子の命を狙っていた。杉は和子をすずらん丸にかくまった。和子はサリーの恋人が浜崎溺死事件の日から行方不明になっていると言った。杉は浜崎が生きていると考えた。浜崎に会わせろと渡辺につめよった。浜崎が姿を現わした。彼は杉に事件から手を引けと迫った。杉がすずらん丸に帰ると森本刑事から封書が届いていた。浜崎が犯している麻薬密売の証拠写真で、浜崎の住所を教えるようにと書いてあった。杉は浜崎を自首させようと思った。一方浜崎は、麻薬をもち出して逃亡の準備をした。感づいた渡辺一味は浜崎を殺そうとした。浜崎がかくれ場のホテルに帰ると杉と美也子が待っていた。二人は自首をすすめた。しかし、浜崎は拳銃を抜いた。と、森本刑事がドアを叩いた。浜崎は逮捕された。だが、エレベーターに殺し屋がいた。殺し屋は森本刑事に射たれたが、そのスキに浜崎は逃げ出した。しかし、浜崎は肩を射たれ、やがて死んだ。翌朝、出航したすずらん丸のデッキで、杉は去り行く横浜の街をいつまでも見つめていた。

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