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源太郎船

  • げんたろうぶね
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  • 平均評点

    56.7点(3人)

  • 観たひと

    4

  • 観たいひと

    2

  • レビューの数

    1

基本情報

ジャンル 時代劇
製作国 日本
製作年 1960
公開年月日 1960/6/15
上映時間 93分
製作会社 大映京都
配給 大映
レイティング
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ シネスコ
メディアタイプ
音声
上映フォーマット

スタッフ

監督渡辺邦男 
脚色渡辺邦男 
松村正温 
原作川口松太郎 
企画財前定生 
製作武田一義 
撮影渡辺孝 
美術上里義三 
音楽山田栄一 
録音林土太郎 
照明伊藤貞一 
編集宮田味津三 

キャスト

出演勝新太郎 源太郎(源吉)
中村玉緒 お浜
近藤美恵子 お澄
宇治みさ子 小えん
真城千都世 お竹
丹羽又三郎 水戸屋伝吉
河津清三郎 初鹿野河内守
田崎潤 東金の佐十
石黒達也 半井刑部
小堀阿吉雄 植村駿河守
香川良介 雷門の東蔵
伊沢一郎 春蔵
清水元 柴田屋仁右衛門
荒木忍 利助
美川純子 松吉
毛利郁子 小侮
舟木洋一 当之助
千葉敏郎 平子典膳
若杉曜子 お増
近江輝子 お干賀
東良之助 西村平左衛門
南部彰三 松平周防守
志摩靖彦 丸屋喜兵衛
原聖四郎 角井甚兵衛
伊達三郎 常五郎
玉置一恵 徳七
藤川準 六蔵
横山文彦 町代
堀北幸夫 権蔵
岩田正 捨吉
菊野昌代士 頭役人
福井隆次 平兵衛
桜井勇 仙太
大杉潤 金八

解説

川口松太郎の新聞連載小説を渡辺邦男と松村正温が脚色し、「おさい・権三 燃ゆる恋草」の渡辺邦男が監督した時代劇。撮影も「おさい・権三 燃ゆる恋草」の渡辺孝が担当した。

あらすじ

流人島三宅島で島抜けの騒動が起った。密告者として源吉が仲間の折檻をうけた。流人仲間では親分株の東金の佐十が助けた。源吉は佐十を見て驚いた。--源吉は日本橋の地金問屋丸尾の手代だった。ある日、客を装った男が珊瑚珠を奪おうとするのを見破った。その男が佐十だった。このことが契機で、源吉は家つき娘お浜と結ばれた。番頭の春蔵が中傷した。源吉とお浜は店をとび出し、世帯を持った。抜け荷買いの罪が丸屋にふりかかった。源吉は罪を一身にひっかぶろうと決心した。なじみの芸者小えんが大目付河内守と親しいのを幸い、そのとりなしを河内守に頼んだ。--島送りとなって数年、源吉は赦免された。帰った彼に、小えんが話を聞かせた。丸屋は全焼し、再建は不可能なこと。春蔵が源吉は死んだといい、お浜は店の建て直しのため、養子を迎えたこと。源吉は酒にうさを晴らした。流しの女が遊び人たちに痛めつけられているのを見、助けた。佐十の妹お澄だった。お澄の夫は陰謀をかぎつけたため、奉行半井刑部らによって殺されたという。源吉は柳橋一帯を縄張りとする水戸屋伝吉を知り、名も源太郎と改め船頭となった。老中植村駿河守を後盾に半井刑部は柴田屋仁右衛門らと組んで、金の海外輸出をはかっていた。これに丸屋をもひきずりこもうというのが刑部らの狙いだ。彼らにとって目の仇は、河内守である。刑部らの陰謀は成功し、河内守はお預けの身となった。刑部らは、これを機に集めた金を長崎へ運んだ。お澄が彼らの手によって殺された。東蔵は、お浜をおとりに源太郎をおびき寄せようとした。お浜が監禁されているのを知った源太郎は、単身出かけた。が、罠にはまり地下牢へ落下した。そこには、お浜が捕われていた。水が出、みるみる増した。と佐十らが駈けつけた。役人も来た。--源太郎とお浜は、河内守迎えの使者として、船で品川を漕ぎ出した。

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