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歌行燈(1960)

  • うたあんどん
  • Three Days of a Reckless Fellow
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  • 平均評点

    72.4点(30人)

  • 観たひと

    46

  • 観たいひと

    2

  • レビューの数

    7

基本情報

ジャンル 時代劇
製作国 日本
製作年 1960
公開年月日 1960/5/18
上映時間 113分
製作会社 大映東京
配給 大映
レイティング 一般映画
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ カラー/シネスコ
メディアタイプ フィルム
音声 モノラル
上映フォーマット 35mm

スタッフ

監督衣笠貞之助 
脚色衣笠貞之助 
相良準 
原作泉鏡花 
企画中代冨士男 
製作永田雅一 
撮影渡辺公夫 
美術下河原友雄 
音楽斎藤一郎 
録音橋本国雄 
照明泉正蔵 

キャスト

出演市川雷蔵 恩地喜多八
柳永二郎 恩地源三郎
信欣三 辺見雪叟
中条静夫 笹野
武江泰雄 箕部
荒木忍 宗山
山本富士子 お袖
倉田マユミ おます
角梨枝子 おこい
町田博子 おしも
春本富士夫 米倉
早川雄三 草野
丸山修 望月
竹里光子 おもん
中田勉 源次
星ひかる 志賀蔵
目黒幸子 おきみ
加治夏子 千代丸
八木沢敏 海軍大尉
入江洋佑 海軍中尉
上田吉二郎 倉吉
賀原夏子 お幸
小野道子 おけい
若松和子 おはん
南左斗子 おそめ
水木麗子 おなつ
村田扶実子 おろく
見明凡太朗 鉄砲松
守田学 銀次
浦辺粂子 お秀
佐野浅夫 本田
近江輝子 お千
大塚弘 弥市
小沢栄太郎 今村屋彦七
花布辰男 睦屋宗平
耕田久鯉子 お芳
穂高のり子 島屋の芸者ともよ
花村泰子 はぎえ
三保まりこ ぼたん
磯奈美枝 小梅
奈良ひろみ おいな
村井千恵子 おとみ
立花宮子 こはま
白井玲子 水月の芸者友好
小泉順子 花竜
楠よし子 一二三
半谷光子 染治
新宮信子 紅葉

解説

泉鏡花の同名小説を映画化したもので、衣笠貞之助・相良準が脚色、「かげろう絵図」の衣笠貞之助が監督した。撮影は「嫌い嫌い嫌い」の渡辺公夫。

あらすじ

時は明治三十年代、所は伊勢の山田に東京から観世流家元恩地源三郎の嫡子喜多八を迎えて家元連中の奉納能が華やかに行われた。盲目の謡曲指南宗山は昔の娘のお袖と二人町を歩いた按摩だったが、今は妾を二人もつ町一番の師匠だった。恩地親子の権勢を面白からず思う宗山を、旅姿に扮した喜多八が訪ね、田舎天狗の鼻をへし折って立ち去った。自分の芸に自信を失った宗山は古井戸に身を投げて果てた。源三郎は喜多八を謡曲界から破門して宗山に詑びた。焼香に来た喜多八は、美しく気性の勝ったお袖を一目で愛したが、その日より諸国を門付して歩く身となった。芸妓に身をおとしたお袖は、父を思うと一切芸事には身が入らなかった。芸の出来ない芸者は惨めだった。桑名の島屋に抱えられた或る夜、門付して地廻りに叩きつけられる喜多八に会った。安宿で介抱するお袖は父の仇も忘れて喜多八を愛した。お袖が仕舞の稽古を頼むと、以来父より謡を禁じられた喜多八は喜んで引受けた。早暁の裏山で二人のきびしい稽古は続いた。そして、お袖の舞う“玉の段”が仕上る時、それは二人の新しい生活の始まる日だった。お袖に睦屋の旦那の身請け話が起った。地廻りと喧嘩して留置された喜多八は、約束の朝、現われなかった。絶望したお袖は覚悟の殺鼠剤を帯にはさむと睦屋の座敷に出向いた。睦屋は急用で出かけた後だった。お袖が別の座敷に出たのは、能に関係ある客と聞いたからだった。客は恩地源三郎と小鼓の師匠辺見雪叟の二人だった。喜多八の父と知らず、お袖が“玉の段”を舞った時、その見事さに源三郎は地の謡を、雪叟は鼓をつとめた。鼓の音に魅入られたように、喜多八の姿が近づいた。かたくだき合ったお袖と喜多八の体に傍の白梅が散った。

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