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銀座退屈娘

  • ぎんざたいくつむすめ
  • Bananas
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  • 平均評点

    69.2点(6人)

  • 観たひと

    10

  • 観たいひと

    3

  • レビューの数

    2

基本情報

ジャンル コメディ
製作国 日本
製作年 1960
公開年月日 1960/3/8
上映時間 82分
製作会社 東宝
配給 東宝
レイティング
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ シネスコ
メディアタイプ
音声
上映フォーマット

スタッフ

監督山本嘉次郎 
脚本若尾徳平 
製作安達英三郎 
撮影遠藤精一 
美術北辰雄 
音楽広瀬健次郎 
録音三上長七郎 
照明猪原一郎 

キャスト

出演中島そのみ 大間田友子
柳家金語楼 大間田英五郎
小泉博 小柴隆
村上冬樹 北村康之
水野久美 北村令子
田武謙三 鬼塚直勝
丸山明宏 大沢ジロー
小杉義男 御台省吾
加藤春哉 江藤五郎
塩沢とき かつ江
北あけみ 啓子
園田あゆみ たまき
大村千吉 どもりの鉄
岩本弘司 黙りのジョージ
小野松枝 婆や
桐野洋雄 城東組の乾分小西
渋谷英男 城東組の乾分中沢
越後憲三 城東組の乾分浜崎
峯丘ひろみ キャバレーの女給
姿圭子 キャバレーの女給
佐渡援子 キャバレーの女給
東静子 うずまきの女中
記平佳枝 うずまきの女中
黒岩小枝子 うずまきの女中
熊谷二良 刑事
桜井巨郎 刑事

解説

「サラリーガール読本 むだ口かげ口へらず口」の若尾徳平の脚本を、「孫悟空」の山本嘉次郎が監督した喜劇。「天下の大泥棒 白浪五人男」の遠藤精一が撮影した。

あらすじ

銀座のド真中--日の丸建設の一人娘友子は名代の喧嘩好き、人呼んで銀座退屈娘。父親の英五郎は早くいい婿を迎えようと淑女学院に入学させたりしたが当人はロッカビリーやボクシングにうつつをぬかす始末。今日も今日とて桜園もと公爵の子息公夫との見合をすっぽかしてオート・レースに出かけ、あげくのはてに優勝選手の江藤をつれてキャバレーで痛飲。翌日英五郎のお説教を尻目に銀座に出た友子は、日の丸組と張り合う城東組の乾分が日の丸組をかたっておどしているのを見つけて大喧嘩。見て見ぬふりをした弁護士の小柴を意気地なしと睨みつけた。その頃、英五郎の恩人・政治家の御台が北村産業から用立てた五百万円をたねに城東組を使って、おどしに来たが、英五郎に散々にやっつけられた。そこで城東組は英五郎の泣きどころ友子を嫁に行けぬからだにしてしまおうとねらうが、めいていした彼女はパトカーにひろわれてトラ箱へ。そして北村から一切をまかされた小柴に護られて彼の家にかくれる。自由をそくばくされるのはいやだとだだをこねた友子も、小柴との勝負に負けたのでしぶしぶ家事をする。そんな時、北村の令嬢・令子が現われ、友子は小柴が好きになっていることを知る。そこへ北村が射たれたという電話が入った。御台に使われた城東組の仕わざである。英五郎もしらべられたが、昔、不正入札で便宜をはかってもらった御台への義理から口を割らなかった。しかし酔っぱらった友子が心から父を愛しているだけにその不正を憎んでいることを知った英五郎はすべてをぶちまけた。組を解散、一かいの土建屋になった英五郎のもとに起訴取り下げの知らせが来た。友子と小柴の結婚の日もそう遠くない。久々に英五郎の顔に笑いが浮んで来た。

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1960年3月下旬号

日本映画紹介:銀座退屈娘