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新・三等重役 旅と女と酒の巻

  • しんさんとうじゅうやくたびとおんなとさけのまき
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  • 平均評点

    64.3点(6人)

  • 観たひと

    7

  • 観たいひと

    2

  • レビューの数

    0

基本情報

ジャンル コメディ
製作国 日本
製作年 1960
公開年月日 1960/1/15
上映時間 85分
製作会社 東宝
配給 東宝
レイティング 一般映画
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ モノクロ/シネスコ
メディアタイプ フィルム
音声 疑似ステレオ
上映フォーマット 35mm

スタッフ

監督筧正典 
脚色井手俊郎 
原作源氏鶏太 
製作藤本真澄 
三輪礼二 
撮影中井朝一 
美術村木与四郎 
音楽馬渡誠一 
録音伴利也 
宮崎正信 
照明隠田紀一 
編集岩下廣一 
製作担当者真木照夫 
助監督児玉進 
スチール荒木五一 

キャスト

出演森繁久彌 沢村四郎
新珠三千代 箱田章子
小林桂樹 八代波吉
雪村いづみ 八代舞子
加東大介 鬼塚熊吉
坪内美詠子 鬼塚麻子
浪花千栄子 宮口鶴子
東野英治郎 辻倉伊助
紅美恵子 辻倉百合子
有島一郎 伊勢泰治
藤間紫 伊勢ふみ子
原知佐子 太田雅代子
環三千世 洋子
東郷晴子 神田のぶ子
依田宣 神田一平
千石規子 千枝
田武謙三 江畑部長
宮田羊容 松岡支店長
左卜全 「春吉旅館」の番頭

解説

「新・三等重役」の続編で、源氏鶏太の原作を、「ある日わたしは」の井手俊郎が脚色、「顔役と爆弾娘」の筧正典が監督したサラリーマンもの。撮影は「悪魔の接吻」の中井朝一。パースペクタ立体音響。

あらすじ

世界電機の営業係・八代波吉の半年間の苦心の結晶たる「ワールド・テレビアンテナ発売並びに辻倉製作KKへ金一千万円を融資の件」は仕入部長の江畑にケラれた。八代は融資を望む辻倉と買収したのだろうという江畑の板バサミになった。毎夜、酒を飲んで帰宅すると新婚早々の舞子夫人が待ちかまえていた。沢村専務は彼に同情した。辻倉にあって話をつけてくれた。同時に、そのバーの女雅代子にも話をツケて、九州旅行に同伴することになった。この旅行はお得意先の夫人連中を別府に招待するのが目的だ。大株主の先代社長未亡人鶴子が突然招待旅行に同行するといいだした。その附添いで、専務の秘書章子も行くことになる。別府で、雅代子は違う旅館で待っていると同じバーの洋子が辻倉と来ていた。沢村も接待を抜けてやってき、二つのカップルは夜を楽しみかけたが、まず辻倉が修学旅行中の娘に会い、その手前、一人寝し、沢村も未亡人の呼び出し受け、ツイテなかった。次の夜、沢村は張切ったが、会社のために始末せねばならぬことができた。先代社長が子供を生ませた芸者がこの町でバーをやっていたが、近頃経営が思わしくない。沢村は雅代子をつれ、その女に会った。強請みたいな追求にあい、やっと逃げだした時、彼は戦意を失っていた。ひとりで自分の宿に帰ったが、部屋が満員で、章子と同室することになった。沢村専務は喜んだ。かねがねご執心の女である。しかし、会社の女に手をつけるな。彼はこの戒めを守った。章子は感激した。翌日、沢村は章子のチエで、例の芸者に会い、バーをやめさせ、世界電機の特約店をやらせることにした。--任務を終え、皆は帰阪した。八代はあいかわらず、酒びたりだ。たまりかねて舞子夫人は鶴子未亡人にネジこんだ。命令は下された。社用の宴会は週一度のこと。それも九時までに切り上げること。八代の帰宅がガゼン早くなったが、家で酒を飲み小言をいった。夫婦ゲンカが盛んになった。こんなことなら!沢村が章子を連れて現れ、二人の仲をうまくさばいた。夫婦は和解した。沢村と章子は手をとりあって夜道を去っていった。

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