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人斬り

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  • 平均評点

    69.6点(165人)

  • 観たひと

    234

  • 観たいひと

    14

  • レビューの数

    35

基本情報

ジャンル 時代劇
製作国 日本
製作年 1969
公開年月日 1969/8/9
上映時間 139分
製作会社 フジテレビジョン=勝プロダクション
配給 大映
レイティング 一般映画
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ カラー/シネスコ
メディアタイプ フィルム
音声 モノラル
上映フォーマット 35mm

スタッフ

監督五社英雄 
脚本橋本忍 
製作村上七郎 
法亢尭次 
撮影森田富士郎 
美術西岡善信 
音楽佐藤勝 
録音大角正夫 
照明美間博 
編集菅沼完二 
スチール小山田幸生 

キャスト

出演勝新太郎 岡田以蔵
仲代達矢 武市半平太
三島由紀夫 田中新兵衛
石原裕次郎 坂本竜馬
倍賞美津子 おみの
新条多久美 姉小路綾姫
仲谷昇 姉小路公知
下元勉 松田治之助
山本圭 皆川一郎
伊藤孝雄 天野透
賀原夏子 おたき
田中邦衛 六角牢の役人
山内明 勝海舟
清水彰 井上佐一郎
郡司良 平松外記
東大二郎 両替屋の番頭
宮本曠二郎 渡辺金三郎
伊吹総太朗 本間精一郎
藤森達雄 北崎進
黒木現 工藤
北村英三 京都所司代与力
伊達岳志 京都市中見廻組役人
青木義朗 横川帯刀
波多野憲 久坂玄瑞
福山錬 宮部鼎蔵
新田昌玄 伊知地三左衛門
萩本欽一 牢名主
坂上二郎 熊髭
辰巳柳太郎 吉田東洋

解説

「首」の橋本忍がシナリオを執筆し、「御用金」の五社英雄がメガホンをとった。撮影は「関東おんな悪名」の森田富士郎。

あらすじ

岡田以蔵は、土佐の貧乏郷士に生まれ育った酒と女に目のない暴れ者だった。そんな彼を“人斬り以蔵”とまで呼ばれる刺客にしこんだのは、土佐勤王党の首領武市半平太。冷酷な革命家武市は、自分の政策上以蔵の腕を必要としていたのだった。土佐藩主の執政吉田東洋を門出の血祭りにあげて京に上った二人は、派手な殺りく活動をはじめ、好ましからぬ人物、を次々に消していった。以蔵の活躍は、一躍京洛の話題になり、薩摩の有名な人斬り田中新兵衛と比較されるほどになった。そんな彼にとっての関心事は、女郎おみのを抱くことと、姉小路邸で見かけた綾姫を偲ぶことだった。やがて、以蔵は渡辺金三郎を襲った武市の命に従わず、その暗殺に加わり、新兵衛と殺しの腕を競った。それから間もなく、武市は、以蔵に新兵衛の刀を持たせ、自分を後だてしていた姉小路を暗殺した。それは政策の上で相違が生じたためだった。この一件で嫌疑をかけられた新兵衛は、武士らしく自ら果てた。自分のおかれた立場の惨めさを思い知らされた以蔵は、悩み苦しんだ。そんな以蔵にあたたかい友情の手をさしのべたのは、坂本竜馬だった。竜馬は新しい日本をつくるために自分と行動を共にすることを勧めた。が、無学な以蔵は、大きな時の流れに押し流されてゆくのみだった。土佐藩執政吉田暗殺事件が露見した。そして武市一派は土佐に呼び戻され、取り調べられた。武市にとって、以蔵はもはや無用の長物でしかなかった。そこで、以蔵は武市の使いに毒をもられたが、九死に一生を得、白洲に出て武市一派の行状を暴露した。武市はやがて切腹、以蔵は武市から解放された喜びを味わいつつ磔台のつゆと消えていった。

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