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秘剣破り

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  • 平均評点

    63.7点(13人)

  • 観たひと

    26

  • 観たいひと

    2

  • レビューの数

    5

基本情報

ジャンル 時代劇
製作国 日本
製作年 1969
公開年月日 1969/5/31
上映時間 90分
製作会社 大映京都
配給 大映
レイティング 一般映画
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ カラー/シネスコ
メディアタイプ フィルム
音声 モノラル
上映フォーマット 35mm

スタッフ

監督池広一夫 
脚色伊藤大輔 
原作五味康祐 
撮影牧浦地志 
美術下石坂成典 
音楽渡辺岳夫 
録音海原幸夫 
照明黒川俊二 
編集谷口登司夫 
スチル藤岡輝夫 

キャスト

出演松方弘樹 丹下典膳
本郷功次郎 中山安兵衛
岩井友見 千春
露口茂 長尾龍之進
青山良彦 浅野内匠頭
加藤嘉 堀部安兵衛
松村達雄 千坂兵部
小林直美 三重
川崎あかね 浪乃
五味龍太郎 戸谷兵馬
稲葉義男 長尾権兵衛
河野秋武 堀内源太左衛門
北城寿太郎 大迫源内
天王寺虎之助 武家の使者
早川雄三 伴義人
松村康世 田鶴
木村元 三田四郎五郎
伊達岳志 村上庄左衛門
花布辰男 嘉平次
堀田真三 友成造酒之助
山本一郎 壱岐練太郎
寺島雄作 知心斉
杉山昌三九 吉良上野介
橋本力 仁木惣右衛門
毛利郁子 お百
近江輝子 お市

解説

かつて新聞に連載され好評を博した五味康祐の「薄桜記」を、伊藤大輔が脚色し、「殺し屋をバラせ」の池広一夫が監督した時代もの。撮影は「手錠無用」の牧浦地志が担当した。

あらすじ

元禄時代の江戸。高田馬場の奮闘から中山安兵衛の人気は上ったが、決闘の場に居合せながら助勢しなかった知心流の使い手、丹下典膳は非難を浴び安兵衛との決闘を強いられたが、武士道の意地と友情から拒絶した。一方安兵衛は仕官を推めに来た上杉家家臣長尾龍之進の妹千春に心惹かれたが典膳の許嫁と知り浅野家へ仕官した。典膳は千春と結婚したが、安兵衛暗討ちを計り典膳にはばまれた知心流の五人組が、留守宅を襲い千春を凌辱した。それを知った典膳は理由を明かさぬまま離別を告げ、激怒した千春の兄龍之進に右腕を切り落され、そのまま、消息を断った。そして一年後、主君刃傷後再び浪々の身となった安兵衛は吉良家の秘密を握る女が千春なのを知り驚いた。その頃、典膳は上杉家家老千坂兵部の計らいで、江戸を離れていたが、兵部に五人組の所在を知らされ、恩に報いるべく吉良家付人として赤穂浪士と戦う決意で、江戸に戻った。そして一味を巧みに誘い出したが、飛道具に足を射たれ、奇しくも通り合せた千春の手で難を逃れた。再会の喜びも束の間、斬りまくる典膳めがけて再び銃声が轟き、身代りになった千春が倒れた。折から千春を尋ね安兵街が馳せつけたが、時すでに遅く、苦しい息の下から吉良家の秘密を伝えた千春と典膳は手と手を重ねて息絶えた。

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