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妾二十一人 ど助平一代

  • めかけにじゅういちにんどすけべいいちだい
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  • 平均評点

    63.4点(7人)

  • 観たひと

    14

  • 観たいひと

    3

  • レビューの数

    3

基本情報

ジャンル コメディ
製作国 日本
製作年 1969
公開年月日 1969/3/6
上映時間 89分
製作会社 東映東京
配給 東映
レイティング
アスペクト比 アメリカンビスタ(1:1.85)
カラー/サイズ カラー/ビスタ
メディアタイプ
音声
上映フォーマット

スタッフ

監督成澤昌茂 
脚色成澤昌茂 
原作小幡欣治 
企画園田実彦 
太田浩児 
撮影飯村雅彦 
美術北川弘 
音楽渡辺岳夫 
録音広上益弘 
照明元持秀雄 
編集長沢嘉樹 
スチール藤井善男 

キャスト

出演三木のり平 大森鉄平
進藤幸 大森きよ
坂倉春江 うめ
谷本小夜子 なみ
中村玉緒 赤沢あさ
橘ますみ 真中すず
野川由美子 染谷のえ
大泉滉 浦川市太郎
森光子 袋田ひで
浦辺粂子 涌井つね
安城由貴子 水島くめ
城野ゆき 水島まち
夏珠美 潮田むる
沢本忠雄 折原敬吉
村井国夫 本庄潔士
遠藤辰雄 松江思成
土山登志幸 東六
須賀良 段七
内海ひろ子 真中一二三
梅地徳彦 染谷鉄士
松本けいじ 鉄六
滝島孝二 往来の男A
久保一 往来の男B
山田甲一 往来の男C
山之内修 銀波楼の若い衆A
植田灯孝 銀波楼の若い衆B
相馬剛三 銀波楼の若い衆C
水原丈二 銀波楼の若い衆D
亀山達也 銀波楼の若い衆E
原信夫 号外売り
フランキー堺 岩谷天馬
佐久間良子 立花小雪

解説

小幡欣治の戯曲『あかさたな』を、「雪夫人繪圖(1969)」の成澤昌茂が脚色・監督した喜劇。撮影は「ごろつき」の飯村雅彦が担当した。

あらすじ

大森鉄平は、妾21人を囲う精力絶倫の男である。それぞれに牛鍋屋“あかさたな”を経営させ、毎日、売り上げ金を集めに各支店めぐりをしていた。だが妾たちは、いずれも女盛り。月一度ぐらいの夜の勤めでは納得せず鉄平の奪い合いや浮気が絶えなかった。そんなある日、鉄平は浅草支店の見廻りの途中で、吉原遊郭から逃げだした女郎を助けた。遊女の名は小雪。鉄平は彼女に惚れ込み、早速身受けをすると十六番支店で働かせた。ところが、妾たちは大むくれ、連判状をつきつけ夜の勤めを拒否した。だが、鉄平は美しい小雪の旦那気分に酔い、妾たちの言い分などに耳を貸そうとはしなかった。鉄平の妻きよが死んだのはそんな折りだった。お蔭で鉄平の周辺はますます混乱し、本妻の座を目指してひでとあさが対立した。しかし、鉄平はそんな二人に無頼着。年功序列でと最長老のつねを本店に引取り、新婚旅行に発っていった。“大島行き客船沈没”の号外が乱れ飛んだのはその翌朝だった。やがて、遺骨が届けられ、妾衆の前で、鉄平の遺言状が公開された。妾たちは各支店を与えられて狂喜したが、分け前として、小雪が遺産金を受けとると不満をぶちまけるのだった。その時、様子を伺っていた一人の男が怒鳴りこんだ。死んだはずの鉄平だった。彼は大島で漁師の娘むるに助けられ生きていたのだ。鉄平は、やがて純真な小雪を恋人の学生と一緒にさせ、再び商売繁盛と妾たちの幸せにつとめるのだった。

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