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橋のない川(1969)

  • はしのないかわ
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  • 平均評点

    75.5点(44人)

  • 観たひと

    60

  • 観たいひと

    8

  • レビューの数

    8

基本情報

ジャンル ドラマ
製作国 日本
製作年 1969
公開年月日 1969/2/1
上映時間 127分
製作会社 ほるぷ映画
配給
レイティング
アスペクト比 アメリカンビスタ(1:1.85)
カラー/サイズ ビスタ
メディアタイプ
音声
上映フォーマット

スタッフ

監督今井正 
脚色八木保太郎 
原作住井すゑ 
製作今井正 
内山義重 
撮影中尾駿一郎 
美術川島泰三 
音楽間宮芳生 
録音安恵重遠 
照明浅見良二 
編集青山一郎 

キャスト

出演北林谷栄 畑中ぬい
長山藍子 畑中ふで
高宮克弥 畑中誠太郎
大川淳 畑中孝二
伊藤雄之助 永井藤作
阿部寿美子 永井さよ
島田洋子 永井しげみ
根尾一郎 永井武
比嘉辰也 永井安夫
石立鉄男 峰村悠治
酒井靖乃 峰村七重
山村弘三 志村国八
多賀勝 志村敬一
北正仁 志村貞夫
小沢昭一 大竹
田武謙三 校長
塩崎純男 青島先生
寺田路恵 柏木先生
今福正雄 秀賢
大橋洋一 吉雄
北見唯一 駐在
北村英三 司法主任
沢田トモ 刑事
小瀬格 地主の番頭
国田栄作 鳶の頭
高井章子 悠治の嫁
森本隆 仙吉
出口静 重夫
蒲原まゆみ まちえ
竹本真澄 はなよ

解説

往井すゑの原作(新潮社刊)を、「米」などでコンビを組んだ八木保太郎が脚色、「不信のとき」の今井正が監督した社会劇。撮影は中尾駿太郎。

あらすじ

明治末年。小森村は奈良盆地の一隅にある貧しい被差別部落だった。村の人々は、耕やす田畑はせまく、草履づくりでその日を送っていた。日露戦争で父を亡くした誠太郎、孝二の兄弟は小学生だったが、伸び伸びと育っていた。しかし、被差別部落民に対する世間の偏見はひどく、明治四年に公布された解放令も名ばかりで、就職、結婚も思うようにいかないのが現実だった。誠太郎と孝二がそんな世間の冷い目の中で明るさを失わなかったのは、母ふでのお蔭だった。ふではシンの強い女だった。間もなく誠太郎は尋常料を卒業し、何でもやると言って大阪へ奉公に行った。孝二が六年になったある日、村が火事になった。在所の消防団は、小森村だからほっとけ、と取り合わなかった。火事を起したのは、空腹の弟のために豆を炊こうとした武だった。武はその夜自殺した。武の父藤作は、武の死体を抱きながらこの村にも消防ポンプを買うのだ、と決心した。明治四十五年。天皇大葬の夜、孝二は同じクラスの杉本まちえが、被差別部落民の自分に好意を持っているのを知って、信じられぬほど、喜ぶのだった。奈良盆地に春が訪れた頃、藤作の努力で、小森村は消防ポンプを買った。そして、村対抗の提灯落し競争で、藤作たちはみごとに勝ったが、在所の人々の手で優勝旗を焼かれてしまった。それを見ていた孝二たちは、改めて人間差別に対する怒りを燃やすのだった。大正十一年三月三日、封建的な差別と貧困を打破るために団結した被差別部落の人々は、全国水平社を創立した。それは被差別部落民による最初の人権宜言だった。

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