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陸軍諜報33

  • りくぐんちょうほうさんじゅうさん
  • Army Intelligence
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  • 平均評点

    57.4点(13人)

  • 観たひと

    21

  • 観たいひと

    1

  • レビューの数

    7

基本情報

ジャンル アクション / サスペンス・ミステリー
製作国 日本
製作年 1968
公開年月日 1968/2/9
上映時間 88分
製作会社 東映東京
配給 東映
レイティング 一般映画
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ モノクロ/シネスコ
メディアタイプ フィルム
音声 モノラル
上映フォーマット 35mm

スタッフ

監督小林恒夫 
脚本高岩肇 
金子武郎 
企画今田智憲 
栗山富郎 
太田浩児 
撮影仲沢半次郎 
美術中村修一郎 
音楽木下忠司 
録音小松忠之 
照明桑名史郎 
編集長沢嘉樹 
スチール藤井善男 

キャスト

出演千葉真一 山本和夫
水戸光子 山本民子
萩玲子 山本素子
緑魔子 露口杏子
吉田輝雄 柿沼一郎
丹波哲郎 秋山少佐
室田日出男 奥大尉
今井健二 正田
市川好郎 冴村
田畑孝 花原
根上淳 佐々木実
沢彰謙 柘植所長
河井絃司 裁判官
人見麗子 車中の人妻
室田日出男 中年男
仲原新二 憲兵将校
岡野耕作 刑務所長
川田信一 看守
北峯有二 陸軍省課長
片山滉 編集局長
オスマン・ユセフ アルフレット・ハイゼ
ピーター・ウィリアム ドールマン
鈴木義征 助教
小塚十紀雄 老人
高須準之助 研究会会員
植田灯孝 憲兵中尉
佐川二郎 憲兵隊受付
田川恒夫 警官
斎藤力 憲兵下士官
相馬剛三 潜水艦艦長
池部良 スハルト・ダナン

解説

「大奥(秘)物語」の金子武郎と「眠狂四郎女地獄」の高岩肇が共同でシナリオを執筆し、「怪談片目の男」の小林恒夫が監督したスパイもの。撮影は「懲役十八年 仮出獄」の仲沢半次郎。

あらすじ

昭和十五年、山本和夫は身に覚えのない罪で軍法会議にかけられ、位階勲等を奪われ、懲役刑を言い渡された。実は、これは和夫が陸軍中野学校の幹部に抜擢されたあとの手順だったのだ。和夫は肉親にそれを知らすることも禁じられ、中野学校四期生として英語、マレー語、柔道、射撃らの訓練を受けた。秋山少佐の訓練は厳しく、死者が出るほどだった。昭和十六年、訓練を終えた和夫たちは、卒業と同時にひとつの任務を与えられた。それは、日本にはりめぐらされている外国の諜報網のひとつを潰すことだった。和夫は同期生の正田とともに、ドイツの駐日通信員ハイゼを探ることになった。和夫はそのうち、意外な事実をつきとめた。和夫の妹素子の夫で新聞記者の柿沼が、ハイゼと秘かに連絡をとっている城北大学教授佐々木との間の連絡員をやっていることだった。事情を問いただした和夫は、柿沼が内情を知らずにやっていることを知ったが柿沼はその直後、何者かに殺されてしまった。柿沼の葬儀の日、和夫は佐々木に近づいたバー「ル・クレール」のマダム杏子を探り、諜報網の全貌を明らかにした。ハイゼは米人ジョンソンに情報を流していたのだった。ハイゼが自殺して事件が落着すると、和夫は北ボルネオに飛んだ。日米間の空気が悪化しているのをみて、英国軍は南方の油田に爆破装置を仕掛けた、との情報が入り、和夫は来るべき日本軍の進駐のため、油由を爆破から守る任務を持っていた。おりから日本軍の真珠湾攻撃が伝えられ、全油田に仕掛けられた爆破装置が数時間後に爆破するというとき、基地に忍び込んだ和夫は爆破装置の電源のある建物に時限爆弾を仕掛けた。その直後、英国兵に発見され、拳銃を乱射しながら逃げた和夫は、ボートで沖に出た。その時、時限爆弾が爆発し、爆破装置の建物が赤々と燃え上っていた。

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