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日本侠客伝 斬り込み

  • にほんきょうかくでんきりこみ
  • A Chivalrous Story in Japan-The Storm
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  • 平均評点

    68.6点(74人)

  • 観たひと

    107

  • 観たいひと

    7

  • レビューの数

    27

基本情報

ジャンル ドラマ
製作国 日本
製作年 1967
公開年月日 1967/9/15
上映時間 92分
製作会社 東映京都
配給 東映
レイティング
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ カラー/シネスコ
メディアタイプ
音声
上映フォーマット

スタッフ

監督マキノ雅弘 
脚本笠原和夫 
企画俊藤浩滋 
日下部五朗 
撮影山岸長樹 
美術井川徳道 
音楽斎藤一郎 
録音堀場一朗 
照明中山治雄 
スチール中山健司 

キャスト

出演高倉健 中村真三
藤純子 お京
斎藤信也 秀男
石山健二郎 傘屋源蔵
大木実 若松幸次郎
那須伸太朗 浅川仙太郎
金子信雄 弁天福
長門裕之 エンマの辰
潮健児 ドッコイ安
畑中伶一 風天虎
林彰太郎 黒岩重雄
五十嵐義弘 小柳修次
天津敏 勝又三吉
阿波地大輔 喧嘩鉄
川谷拓三 コットン松
南田洋子 春美
江木健二 石上勇
高並功 大場
相原昇 六爺ィ
島田秀雄 浅吉
大城泰 五郎
前川良三 平助
香川良介 横山勘市
野村鬼笑 尾島
市川裕二 坂根
浪花五郎 大滝
木谷邦臣 博徒A
池田謙治 博徒B
源八郎 宿の主人
大河内広太郎 田舎医者
佐々木松之丞 焼芋屋の親爺
奥野保 巡査
東龍子 千代

解説

「侠客道」の笠原和夫がシナリオを執筆し、「昭和残侠伝 血染の唐獅子」のマキノ雅弘が監督した“日本侠客伝”シリーズ第七作目。撮影は「博奕打ち 不死身の勝負」の山岸長樹。

あらすじ

腕斬り真三の異名を持つ一匹狼の渡世人中村真三が、東海道のある港町に来た時、旅の疲れから一人息子の五歳になる秀男が病に伏した。頼るものとてなく、金もない真三は、白鞘一本を手に土地の顔役源蔵に雇われた。母のない秀男は源蔵の一人娘お京を慕い、真三もまた自分ら父子に好意を寄せる彼女にほのぼのとした愛情を抱くのだった。一方、源蔵はかつて新宿の露天商を集めてまっとうな同盟を作ろうとして挫折した経験を思い出し、それを真三の腕に託した。今、新宿では弁天福や仙太郎たち露天商がどの一家にも属さずに、街商同盟を組織して自分らの利益を守っていたが、板橋の相州一家が新宿を縄張りにしようと狙っていた。お京や秀男と共に上京した真三は不なれな露天商として店を出した。やがてやくざの真三にかすかな不安を抱きながらも湧き出る恋心を押え切れないお京と、殺伐な生活に女の愛を望む真三が結ばれ、二人は弁天福たちに祝福されながら仮祝言をあげたのだった。しかし、街商同盟と相州一家の対立は血を呼ぶ様相を呈し、関東花若一家の総長若松が仲裁に入った。にもかかわらず相州一家の妨害はやまず、そのうえ、若松一家が新宿に食指を動かしているという噂が広まった。若松の人柄を信じる真三はその噂を打ち消すため、自ら一家の名乗りを上げ、関東一円の親分衆からそれを認められたのである。そんな時、源蔵の訃報に接した真三は、秘かにお京を幸せにしようと決意するのだった。しかし、その真三も、若松が相州一家の喧嘩鉄の銃弾を受けて倒れたとき、ついに立ち上がった。新しい中村組の面々は相州一家に殴り込んだのである。悽惨な闘いのあと、相州一家を叩き潰して出てきた真三を、彼の身を気づかって迎えに来たお京は堅く抱きしめるのだった。

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