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拳銃は俺のパスポート

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  • 平均評点

    72.8点(96人)

  • 観たひと

    133

  • 観たいひと

    6

  • レビューの数

    25

基本情報

ジャンル アクション
製作国 日本
製作年 1967
公開年月日 1967/2/4
上映時間 84分
製作会社 日活
配給 日活
レイティング 一般映画
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ カラー/シネスコ
メディアタイプ フィルム
音声
上映フォーマット 35mm

スタッフ

監督野村孝 
脚色山田信夫 
永原秀一 
原作藤原審爾 
企画柳川武夫 
撮影峰重義 
美術松井敏行 
音楽伊部晴美 
録音中村敏夫 
照明安藤真之助 
編集鈴木晄 
スチル土屋豊 

キャスト

出演宍戸錠 上村周治
ジェリー藤尾 塩崎駿
小林千登勢 美奈
武智豊子 お辰
内田朝雄 津川
佐々木孝丸 大田原
嵐寛寿郎 島津
杉良太郎 島津二代目
江角英明 千崎
草薙幸二郎 殺し屋
本郷淳 金子
宮部昭夫 三好
深江章喜 船木
山田禅二 ダルマ船船長
高本均 雲州
長弘 幹部A
伊豆見雄 運転手A
久遠利三 運転手B
柴田新三 大型定期便の運転手A
晴海勇三 大型定期便の運転手B
赤司健介 島津の子分A
吉田毅 島津の子分B
石火矢哲郎 島津の子分C
木島一郎 島津の子分D
黒田剛 津川の子分A
田畑善彦 津川の子分B
高山千草 女中
井田武 修理工
中村是好 マンションの受付のおやじ
糸賀靖雄 スクラッブ工場の工員
西原泰江 ドライブ・バンクの受付嬢

解説

藤原審爾の原作『逃亡者』を、「帰らざる波止場」の山田信夫と永原秀一が共同で脚色し、「暗黒航路」の野村孝が監督したアクションもの。撮影はコンビの峰重義。

あらすじ

大田原組と島津組は横浜を根城に勢力を争っていた。殺し屋の上村が相棒の塩崎と共に横浜に現われたのは、大田原から頼まれて島津を暗殺するためである。綿密な計画と確かな腕を持つ上村は、ある日、マンションの屋上からライフルで島津を射殺した。上村は直ちに凶器を始末し、塩崎と車に乗ると、羽田空港に向った。高飛びするためである。しかし島津組も黙ってはいず、二人は脱出寸前のところで捕われてしまった。だが、塩崎の機転で逃亡に成功した上村は、大田原の秘書金子の指示で、大田原組傘下の津川組に逃げ込んだ。ところが、それと知った島津組二代目が上村たちのいる渚館を取り囲んだため、脱出は不可能となった。そんな時、上村は渚館のウェイトレス美奈と知り合ったが、美奈は水上生活者からはいあがった薄幸の女で、上村は彼女の暗い面影に惹かれていった。美奈がダルマ船に食事の配達に行くことを知った上村は、ダルマ船で脱出することを計画し、船長を口説き落した。しかし、その頃、塩崎は津川に殺されていた。大田原は上村たちが厄介になり、島津組と手を組んだのだった。島津組はその代償に、マフィア団との密輸交渉権を大田原に譲った。塩崎の死と大田原の裏切りを知った上村は怒り狂い、必死にとめようとする美奈を振り切って、三組の待つ埋立地に向った。上村は手製の時限爆弾を手に持っていた。ちょうど夜が明けようとする時刻、殺し屋や大田原、島津組二代目、津川を乗せたベンツが、上村に向って疾走してきた。しかし、上村ははねとばされながらも、強磁力の時限爆弾を投げつけた。そして数秒後、ベンツはふっ飛んだが、上村は、朝日が昇りはじめた埋立地を、虚し気に去っていった。

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