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フランケンシュタインの怪獣 サンダ対ガイラ

  • ふらんけんしゅたいんのかいじゅうさんだたいがいら
  • The War of the Gargantuas
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  • 平均評点

    67.3点(182人)

  • 観たひと

    331

  • 観たいひと

    9

  • レビューの数

    55

基本情報

ジャンル SF / ホラー
製作国 日本
製作年 1966
公開年月日 1966/7/31
上映時間 88分
製作会社 東宝=米・ベネディクト・プロ
配給 東宝
レイティング 一般映画
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ カラー/シネスコ
メディアタイプ フィルム
音声
上映フォーマット 35mm

スタッフ

監督本多猪四郎 
特技監督円谷英二 
脚本馬淵薫 
本多猪四郎 
製作田中友幸 
角田健一郎 
怪獣デザイン成田亨 
撮影小泉一 
美術北猛夫 
音楽伊福部昭 
録音刀根紀雄 
照明高島利雄 
編集藤井良平 
助監督梶田興治 
スチル田中一清 
特技撮影有川貞昌 
富岡素敬 
光学撮影徳政義行 
特技美術井上泰幸 
特技照明岸田九一郎 
合成中代文雄 
合成撮影土井三郎 
石膏安丸信行 
特技助監督中野昭慶 

キャスト

出演ラス・タンブリン スチュワート博士
佐原健二 間宮雄三
水野久美 戸川アケミ
田崎潤 橋本陸将補
中村伸郎 喜田教授
伊藤久哉 泉田課長
田島義文 平井
桐野洋雄 風間二佐
山本廉 亀田三郎
岡部正 記者l
勝部義夫 記者2
伊藤実 記者3
岡豊 記者4
渋谷英男 記者5
橘正晃 記者6
関田裕 サンダ
中島春雄 ガイラ
小宮康弘 子供のフランケンシュタイン
ヘンリー大川 病院の医師
森今日子 病院の看護婦
沢村いき雄 年配の漁夫
広瀬正一 山のガイド
伊原徳 潜水夫
堤康久 士官A

解説

「奇厳城の冒険」の馬淵薫と「怪獣大戦争」の監督本多猪四郎が脚本を共同で執筆、本多猪四郎が監督した怪獣映画。撮影は「フランケンシュタイン対・地底怪獣」「怪獣大戦争」でコンビの小泉一、特技監督は円谷英二が担当。

あらすじ

フランケンシュタインの怪獣東京湾に出現の報は、全世界を恐怖のどん底に陥し入れた。以前、京都のスチュアート研究所はフランケンの不死身の心臓から新しい人造フランケンを作ることに成功した。しかしどうした訳かフランケンは逃げ出し、琵琶湖附近で消息を断っていた。研究所につめかけた記者団に対して、スチュアート博士や助手の雄三、あけみは、彼が人間に無害であり、また海にいるとは考えられないと、懸命に答えていた矢先、今度は谷川岳に怪獣が現われた。巨大な足跡を調査してみると、それが逃げたフランケンのものと判明した。そんな時またもや東京湾にフランケンが出て暴れ回っていた。博士ら三人は海藻の附着したウロコ状の体をした怪獣が山中湖へ向かうのを見て、怪獣が海と山に二匹いることを認めた。早速防衛庁に対策本部が置かれ、世界各国の科学者は討論の末「海の怪獣は山のフランケンが研究所を逃げて琵琶湖に行き、湖底の岩で躓いて足の肉をそぎとられ、その肉片が蛋白質の豊富なプランクトンを栄養源として成長し、それが海に流れて怪獣となった」と結論した。人々はいつしか山の怪獣を“サンダ”、海の怪獣を“ガイラ”と呼ぶようになった。科学者たちは山中湖で暴れるガイラを、今世紀最大の新兵器といわれる原子力放射のメーサー機(殺獣光線機)で細胞もろとも死滅させる作戦を展開した。ヘリコプター、ナパーム弾でガイラを谷川岳に追い込んだ時、山の中から松カサ状の体をした怪獣サンダが現われ、ガイラをしきりに説得した。狂暴なガイラも優しい心のサンダに従っていったん温和しくなったが、メーサー機の攻撃に怒ると、サンダに頭突きを浴せて東京へ逃げた。やっと追いついたサンダは涙を流して破壊をやめるよう言い聞かせたが、ガイラは応ぜず、凄絶な決闘となった。サンダは海水にひたって力を増したガイラに苦戦しながら、彼を東京湾外へ押し出して行った。その時、海底火山が爆発し、大音響とともに二匹の怪獣は姿を消し、再び現われなかった。

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