男性      女性

※各情報を公開しているユーザーの方のみ検索可能です。

NEWS

KINENOTE公式Twitter

涙くんさよなら

  • なみだくんさよなら
  • ----
  • ----

amazon


  • 平均評点

    50.9点(15人)

  • 観たひと

    23

  • 観たいひと

    0

  • レビューの数

    1

基本情報

ジャンル ドラマ
製作国 日本
製作年 1966
公開年月日 1966/7/30
上映時間 82分
製作会社 日活
配給 日活
レイティング
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ カラー/シネスコ
メディアタイプ
音声
上映フォーマット

スタッフ

監督西村昭五郎 
脚本倉本聰 
明田貢 
企画笹井英男 
撮影姫田真佐久 
美術横尾嘉良 
音楽浜口庫之助 
録音沼倉範夫 
照明岩木保夫 
編集辻井正則 
スチール寺本正一 

キャスト

出演ジュディ・オング ジュリー・クリンプトン
山内賢 ヤング・アンド・フレッシュ・健
和田浩治 ヤング・アンド・フレッシュ・浩治
杉山元 ヤング・アンド・フレッシュ・信一
木下雅弘 ヤング・アンド・フレッシュ・行夫
太田雅子 ヤング・アンド・フレッシュ・雅子
伊藤弘子 田辺葉子
岡村文子 山岡の女将
本郷淳 御前
柳瀬志郎 高岩
武藤章生 深井
湯川れい子 湯川れい子
波多野憲 島良彦
長弘 山辺キャップ
糸賀靖雄 井上
平塚仁郎 田上
伊藤寿章 猪又
鴨田喜由 大木
新井麗子 猪又社長夫人
原恵子 中田夫人
細川ちか子 咲坂夫人
三崎千恵子 祇園嶋の家女将たま
晴乃チック ガソリンスタンドの男
晴乃タック ガソリンスタンドの男
黒田剛 ダンプの運転手A
近江大介 ダンプの運転手B
衣笠真寿男 白バイ警官
スパイダース スパイダース
ジョニー・ティロットソン ジョニー・ティロットソン

解説

「帰ってきた狼」で共同執筆した倉本聰と明田貢がシナリオを担当。「帰ってきた狼」の西村昭五郎が監督した、青春音楽路線第一作。撮影は「放浪のうた」の姫田真佐久。

あらすじ

ワシントン。父親がアメリカ人、母親を日本人にもつジュリーは、父が死亡したので母を訪ねて日本へ渡ることになった。みなし児のため、ジュリーの周囲の入れ知恵で、父の死によるショックで口がきけなくなったことにして、慈善団体の援助をうけることができたからだ。無論、日本の慈善団体もだまっていなかった。日本の慈善団体代表が、猪又SAT・TV社長夫人だったことから、SATは強者、御前をキャップに母親捜し大キャンペーンを実施することになった。日本に到着したジュリーは、慈善団体やマスコミの功利的な態度に嫌気がさし、一人で昔母親が芸者をしていた料亭“山岡”を訪ねた。“山岡”の女将の子健や、ヤング・アンド・フレッシュの三人と雅子達は、取巻きの売名行為に抵抗を感じ自分達の手で、ジュリーの母親を捜し出すことを誓った。ポンコツカーに乗った七人の若者は、一路、母葉子の転居先京都の“嶋の家”へ向かった。一方、健達の情報をキャッチした御前達は、母親探しのドキュメント・フィルムを作成することになり、ジュリー達を尾行した。虚々実々、二組の間に東海道珍道中が繰り広げられた。やっとのことで追跡を振り払ったジュリー達は、待望の“嶋の家”へ到着した。しかしそこで知らされたのは、思いがけなく葉子の死だった。すなわち、財閥の夫人におさまっている葉子は、涙ながらにも、現在の地位を棄てることができず、娘を目の前にしても母親と名乗ることができなかった。醜い大人達を前にジュリーは、口が不自由だと装っていたことも忘れて大声で泣きわめいた。ジュリーの真実を知った大人達は、今度はいともたやすく彼女を攻撃する側に立つのだった。そんなジュリーを励ますのは健達以外になかった。ジュリーは、温い健達の友情を胸に、再会を約束して日本を飛びたった。そこには、希望に満ちた青春群像があった。

関連するキネマ旬報の記事

1966年9月上旬号

日本映画批評:涙くんさよなら

1966年8月上旬号

新作グラビア:涙くんさよなら

日本映画紹介:涙くんさよなら

1966年7月上旬夏の特別号

次回作:「涙くんさよなら」