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兵隊やくざ脱獄

  • へいたいやくざだつごく
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  • 平均評点

    64.2点(52人)

  • 観たひと

    93

  • 観たいひと

    0

  • レビューの数

    15

基本情報

ジャンル 戦争
製作国 日本
製作年 1966
公開年月日 1966/7/13
上映時間 86分
製作会社 大映京都
配給 大映
レイティング 一般映画
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ モノクロ/シネスコ
メディアタイプ フィルム
音声
上映フォーマット 35mm

スタッフ

監督森一生 
脚色舟橋和郎 
原作有馬頼義 
企画久保寺生郎 
撮影今井ひろし 
美術太田誠一 
音楽塚原晢夫 
録音奥村雅弘 
照明伊藤貞一 
編集谷口登司夫 
スチル小山田輝男 

キャスト

出演勝新太郎 大宮貴三郎
田村高廣 有田
小川真由美 珠子
田中邦衛 沢村
五味龍太郎 椎名伍長
中谷一郎 永井中尉
島田竜三 野口大尉
草薙幸二郎 佐々木軍曹
守田学 衛兵司令
水原浩一 現場監督風の男
浜田雄史 憲兵軍曹
越川一 不寝番
藤川準 将校A
志賀明 将校B
黒木英男 森野上等兵
森下昌子 八重子

解説

有馬頼義の原作「貴三郎一代」を、「処女が見た」の舟橋和郎が脚色し、「ほんだら捕物帖」の森一生が監督した“兵隊やくざ”シリーズ第四作目。撮影は「若親分乗り込む」の今井ひろし。

あらすじ

有田、大宮一等兵の二人は敵前逃亡の罪で奉天の陸軍刑務所に入れられた。二人は便器との共同生活にはクサってしまった。あまつさえ、大宮が看守の椎名伍長に反抗したため、昼食はおろか夕食までも削られ空腹に苦しまなければならなかった。それを助けてくれたのは、盗みで入獄していた沢村上等兵だった。だが間もなく沢村は前線に送られていった。有田と大宮は破れかぶれの気持ちで脱獄を計り、水道管を壊してその騒ぎを利用し、脱出した。だが二人の脱獄の通報を受けた門衛にあと一歩の所で捕ってしまった。もはやこれまでと、銃殺刑を覚悟した二人だったが、法務官が有田の大学時代の友人だったため助けられ、脱走しない条件でソ満国境へ送られた。前線で沢村を見つけた二人は、再会を喜び合ったが、ここでも班長の佐々木軍曹とソリがあわなかった。軍曹は初年兵教育から叩き直してやると二人をしぼるのだった。大宮が、前線に来る途中知った珠子に会うため、料亭“花月”を訪ねたが、軍曹に邪魔され、二人の雲行きは怪しくなり出した。ある日、沢村は敵前逃亡を計ったというので軍曹に射殺されてしまった。大宮は沢村が大事にしていたヒスイが失くなっていることに疑念を抱いたが、ソ連軍の猛攻が始まってウヤムヤになってしまった。ところが、兵隊たちが応戦に大童になっている最中、将校たちや佐々木軍曹がトラックで逃げようとした。怒った大宮は彼らをひきずり下ろし、代りに一般邦人や珠子を乗せた。将校たちは反撃に出たが、大宮は上官も隊長もクソ喰らえとばかり軽機で撃ちまくり無事に珠子たちを逃がしてやった。そして、大宮は有田たちが戦っている前線の守備隊に再び戻っていくのだった。

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1966年8月上旬号

日本映画紹介:兵隊やくざ脱獄