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悪名桜

  • あくみょうさくら
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  • 平均評点

    58.6点(30人)

  • 観たひと

    54

  • 観たいひと

    1

  • レビューの数

    4

基本情報

ジャンル ドラマ
製作国 日本
製作年 1966
公開年月日 1966/3/12
上映時間 86分
製作会社 大映京都
配給 大映
レイティング 一般映画
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ カラー/シネスコ
メディアタイプ フィルム
音声
上映フォーマット 35mm

スタッフ

監督田中徳三 
脚色依田義賢 
原作今東光 
企画財前定生 
撮影宮川一夫 
美術西岡善信 
音楽鏑木創 
録音大角正夫 
照明中岡源権 
編集菅沼完二 
スチル藤岡輝夫 

キャスト

出演勝新太郎 朝吉
田宮二郎 清次
市原悦子 菊枝
須賀不二男 後藤
藤岡琢也 
守田学 
沢村貞子 房枝
多々良純 沢村亀之助
酒井修 
高杉玄 大隅
鎗田順吉 
南条新太郎 お咲の亭主
堀北幸夫 
浜田雄史 新聞記者
西岡弘善 
北野拓也 

解説

今東光の原作を「悪名無敵」の依田義賢が脚色、コンビの田中徳三が監督した“悪名”シリーズ第十三作目。撮影もコンビの宮川一夫。

あらすじ

大阪周辺の繁華街でやきとり屋になっていた朝吉と清次は暴力団に襲われた新聞記者を助けて一躍街の英雄にされたが、朝吉を刺しにきた愚連隊の少年猛は、逆に朝吉に捕まってーやきとり屋を手伝わされることになった。また、八尾からやってきた幼馴染の菊枝は、朝吉の父の死水をとってきたといい、その遺言で女房にしてほしいと居坐ってしまった。悪名の報いで父の墓参さえ許されぬ朝吉だけに、猛をまともにしてやりたく、その親沢村亀之助をたずねた。ところが、朝吉らの家主であり界隈の大地主でもある沢村は、妻房枝と共に体面ばかりを重んじて、朝吉の意をくまぬばかりか、息子猛がやきとり屋にいることを嫌い、なじみのやくざ大鯛組に取戻し方を頼んだ。朝吉は意地でも猛を真人間に叩きあげる決意をした。だが、ある日大鯛組が大挙してやきとり屋になぐり込み、朝吉や清次の奪戦も空しく、家はこわされ猛は脱走してしまった。そんな折も折、清次は菊枝が妊娠しているのを知り、朝吉の子だと誤解し、愛相をつかして去っていった。しかし、菊枝はいきずりの男にだまされて子をはらんでいたのだ。そんなこととは知らぬ清次は、出かけの駄賃にと、大鯛組の後藤をおどし、二十万円を捲きあげて朝吉の家へ投げこんだ。また猛は大鯛組のやくざと争って一人を傷つけ、ABCクラブへ駆けこんだ。ABCクラブの組長乾は猛をダシに沢村と手を握り、界隈に娯楽センターを作り、その共同経営をすすめた。やがて大鯛組、ABCクラブ、沢村、それに朝吉とそれぞれの思惑が入乱れ、虚々実実のかけ引きが展開された。そんなある目、ABC幹部におだてられだ猛は、大鯛組の幹部後藤を射殺し、朝吉の家へとびこんできた。朝吉は誤解をとき、舞いもどってきた清次同道で猛を自首させることにしたが、途中猛はABC組員に射殺された。憤懣やるかたない朝吉は、菊枝を八尾に送りかえすと、清次とともに、ABCクラブ、次いで大鯛組となぐりこみ完膚なきまでに二つの組をたたきのめし、旅にでていった。それから数日、朝吉と清次のもとに、菊枝から三つ児が生れたという、明るい知せが届いた。

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