男性      女性

※各情報を公開しているユーザーの方のみ検索可能です。

NEWS

KINENOTE公式Twitter

秩父水滸伝 必殺剣

  • ちちぶすいこでんひっさつけん
  • ----
  • ----


  • 平均評点

    65.6点(8人)

  • 観たひと

    13

  • 観たいひと

    2

  • レビューの数

    2

基本情報

ジャンル 時代劇 / アクション
製作国 日本
製作年 1965
公開年月日 1965/9/4
上映時間 89分
製作会社 日活
配給 日活
レイティング
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ カラー/シネスコ
メディアタイプ
音声
上映フォーマット

スタッフ

監督野口晴康 
脚色宮本智一郎 
岩崎孝 
原作村松梢風 
企画児井英生 
撮影中尾利太郎 
美術小池一美 
音楽大森盛太郎 
録音米津次男 
照明吉田一夫 
編集近藤光雄 
スチール目黒祐司 

キャスト

出演高橋英樹 早乙女玄吾
芦田伸介 高野源三郎
宮崎準 高野芳三郎
相原巨典 田島一平
南寿美子 おきぬ
長尾敏之助 逸見太四郎
杉江弘 佐々木善一郎
二谷英明 岡田伝七郎
深江章喜 岡田角之進
松原智恵子 おあい
松下達雄 万屋三之助
新井麗子 妻いの
桂小かん 小僧長吉
雪丘恵介 番頭佐助
小沢昭一 金貸し藤吉
佐野浅夫 三浦虎次郎
古賀京子 佐久間花子
弘松三郎 横木泰之進
河野弘 内田貢之進
河上信夫 井川老剣士
垂水悟郎 田代栄助
木浦佑三 加藤織平
英原穣二 井上伝三
三杉健 菊地菅平
山田禅二 上州屋虎
倉田栄三 
沢美鶴 
戸波志郎 芳造

解説

村松梢風の梢風名勝負物語“秩父水瀞伝”を、宮本智一郎と岩崎孝が共同で脚色、「賭場の牝猫」の野口晴康が監督した剣豪もの。撮影もコンビの中尾利太郎。

あらすじ

明治十七年維新の創業成るとはいえ、秩父地方では剣術が盛んであった。中でも小野派一刀流と甲源一刀流は、毎年知々夫神社の奉納試合で名誉を賭けて争っていた。小野派一刀流高野道場には“秩父の小天狗”と異名をとる早乙女玄吾が、甲賀一刀流逸見道場には“鬼”と呼ばれる岡田伝七郎がいた。この地方では剣術興行が盛んに行われたが、剣士仲間の怒りをよそに、玄吾も道場主源三郎も剣術の普及、その他の理由から、興行に賛成していた。だがその興行も地元のやくざの介入から、本来の意義を逸脱し、腐敗した方向に進められることが多かった。怒りをぶちまける玄吾に、興行元のやくざ上州虎は、逸見道場の伝七郎に助けをもとめた。だが玄吾は伝七郎との対決をきっぱりと断った。道場主源三郎は、そうした玄吾を誉め、知々夫神社奉納試合には玄吾を代表として送ることを言い渡した。玄吾はそれから打倒伝七郎を胸にきざんで修業に励んだ。そんな頃、同門の田代は自由党に入り政府打倒の運動を続けていたが、玄吾は剣術の道に励んだ。ある日、玄吾にひそかに憧れる娘おあいに横恋慕する佐々木善一郎に襲われ、今年は奉納試合は中止だと聞かされ、今迄の努力を思い愕然とした。伝七郎を逸見道場に訪ねた玄吾は、伝七郎ら逸見道場の連中と、上州虎が秩父自由党に入ったことを知り、不安に襲われた。田代は自由党を“延期社”と名を代え総理におさまっていた。延期社は貧乏人には有り難い存在となった。だが一方では伝七郎一味が延期社の名を使い、弱いものいじめを始めていた。玄吾はことごとに伝七郎に対決を迫ったが、かわされ遂に玄吾は佐々木を斬った。伝七郎は佐々木の仇討ちと玄吾と対決した。知々夫神社で対決する二人、伝七郎は真剣で、玄吾は木刀で対峙した。勝負は玄吾にあがった。源三郎に送られ、東京に修業に行く玄吾の顔は明るかった。

関連するキネマ旬報の記事

1965年9月下旬号

日本映画紹介:秩父水滸伝 必殺剣