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続・兵隊やくざ

  • ぞくへいたいやくざ
  • The Private and the C.O.
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  • 平均評点

    69.0点(60人)

  • 観たひと

    110

  • 観たいひと

    4

  • レビューの数

    18

基本情報

ジャンル 戦争
製作国 日本
製作年 1965
公開年月日 1965/8/14
上映時間 91分
製作会社 大映京都
配給 大映
レイティング
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ カラー/シネスコ
メディアタイプ
音声
上映フォーマット

スタッフ

監督田中徳三 
脚色舟橋和郎 
原作有馬頼義 
企画久保寺生郎 
撮影武田千吉郎 
美術内藤昭 
音楽小杉太一郎 
録音奥村雅弘 
照明中岡源権 
編集山田弘 
スチル三浦康寛 

キャスト

出演勝新太郎 大宮貴三郎
田村高廣 有田上等兵
小山明子 緒方恭子
水谷良重 染子
須賀不二男 多久島中尉
五味龍太郎 黒住兵長
上野山功一 八木曹長
杉田康 憲兵伍長
睦五郎 岩波曹長
芦屋小雁 青竹軍曹
芦屋雁之助 江崎軍曹
阿部脩 北川上等兵
堀北幸夫 野上伍長
玉置一恵 病棟医長
酒井修三 緒方一等兵
石原須磨男 中国の老人
伊角静江 中国の少女
毛利郁子 

解説

有馬頼義の原作“貫三郎一代”より「花実のない森」の舟橋和郎が脚色、「悪名幟」の田中徳三が監督した兵隊やくざの続篇。撮影は「若親分」の武田千吉郎。

あらすじ

機関車を分補り、満州の雪の曠野を突走る大宮貴三郎一等兵と有田上等兵は、途中ゲリラの仕掛けた地雷でふっとばされ、陸軍病院に運ばれた。美しい看護婦緒方恭子の看病は、二人にとって天国であった。だがやがて二人は北支の最前線にある独立守備隊へ逆もどりとなった。かつて貴三郎がいやというほどつきあった鬼曹長、ゴマすり軍曹、エロ中隊長とここも軍隊の腐敗をことごとく露呈していた。たちまち部隊の名物男として折紙をつけられた貴三郎は、有田の配慮から八木曹長に当番兵として預けられた。曹長官舎には岩波と八木が同居していた。なにからなにまで身辺のことを貴三郎にまかせた岩波は、八木が当直の晩には、芸者染子をよんで、若い貴三郎にみせつけた。ある晩初年兵の脱出で岩波が中隊に泊まることになった夜、八木が染子を連れて現われた。だが運悪く岩波が夜中に帰って来たことから、曹長官舎は大騒ぎとなり岩波は、八木に強い憎悪を抱いた。貴三郎が当番兵を馘になった頃、中隊は八路軍討伐に出動したが、岩波はそこで初年兵に捕えた老爺を突き殺せと命じた。無暴をせめた有田らの手前処刑は中止となったが、多久島中隊長の指示で有田はリンチを受けた。怒った貴三郎は、捕えられた老爺と娘を逃がしたが、その夜八路軍の夜襲を受けて八木曹長は死亡した。八木の死因に疑問を持っ有田は、八木の死体にある弾と岩波の弾を比較させた。その頃野戦病院に転属した緒方看護婦に目をつけた岩波は、彼女の身体とひきかえに、中隊にいる彼女の弟と面会させようとしたが、貴三郎は躍りこんで有田と協力の末姉弟面会を成功させた。岩波は貴三郎らを上官侮辱罪で軍法会議にかけると脅やかしたが、有田は岩波に八木の心臓から出た弾を見せ、叩きのめにすると貴三郎は有田と、緒方看護婦を連れ、トラックに乗って大脱走を決行するのだった。

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