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眠狂四郎炎情剣

  • ねむりきょうしろうえんじょうけん
  • The Swordman and the Pirate
  • The Swordman and the Pirate

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  • 平均評点

    66.3点(90人)

  • 観たひと

    150

  • 観たいひと

    6

  • レビューの数

    26

基本情報

ジャンル 時代劇
製作国 日本
製作年 1965
公開年月日 1965/1/13
上映時間 83分
製作会社 大映京都
配給 大映
レイティング 一般映画
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ カラー/シネスコ
メディアタイプ フィルム
音声 モノラル
上映フォーマット 35mm

スタッフ

監督三隅研次 
脚色星川清司 
原作柴田錬三郎 
企画財前定生 
撮影森田富士郎 
美術内藤昭 
音楽斎藤一郎 
録音大角正夫 
照明古谷賢次 
編集菅沼完二 
スチル西地正満 

キャスト

出演市川雷蔵 眠狂四郎
中村玉緒 檜垣ぬい
姿美千子 かよ
中原早苗 おりょう
西村晃 鳴海屋太兵衛
島田竜三 藤堂高敦
水原浩一 佐治兵衛
小桜純子 小笹
安部徹 跡部将監
伊達三郎 貝塚紋之助
上野山功一 加倉井耀蔵
守田学 伝吉

解説

柴田錬三郎の原作を「眠狂四郎女妖剣」の星川清司が脚色「座頭市血笑旅」の三隅研次が監督した“眠狂四郎”シリーズ第五作目。撮影は「黒の凶器」の森田富士郎。

あらすじ

冬のある日狂四郎は、夫の仇討ちと称する武家の妻、檜垣ぬいに手を貸して一人の浪人を斬った。浪人は今はの際“助太刀すればおぬしの恥”という謎の言葉を残して死んでいった。ぬいは代償にその白い身体を自ら狂四郎にあたえた。翌日盃を傾ける狂四郎のもとに役人に追われる伝吉と名乗る男が助けを求めにきた。だが狂四郎は自分に関りのないことと冷く突ぱねた。捕えられた伝吉は“鳴海屋”と口走って去っていった。そんなある日狂四郎のもとに鳴海屋が訪ねてきた。豪家の子女という小笹に色の道を教えて欲しいというのだ。狂四郎は、ただちに小笹が、生娘でない事を悟り、化けの皮をひんむいた。果して小笹の膚にはくまなく刺青がされてあった。問いつめる狂四郎の前に鳴海屋はことのすべてを白状した。鳴海屋は藤堂家の江戸家老に威かされ、幕府に献上すべき海賊の財宝を横領していた。そしてさらに将監は、財宝の秘密を握る海賊の末裔を一人残らず抹殺しようとしていた。その探索役がぬいであった。この冷酷さを恐れた鳴海屋は、将藍と手を切りたいと狂四郎に助けを求めた。そして鳴海屋は、鳥羽水車の総帥の娘で、今は将藍にねらわれるおりょうの身の上も話して聞かせた。狂四郎はおりょうを南の国へ逃がしてやった。さらに将藍の魔手は海賊の末裔の一人で、今は守田菊弥と名乗る人気役者をも殺し、鳴海屋で働くその娘かよをも狙っていた。狂四郎は、まだ世間のきたなさも知らぬ清純な少女までも狙う将藍に激しい憎しみを感じた。狂四郎は将藍が参列する菩提寺の法要の席に乗りこみ、将藍の罪状を素っ破抜いた。狂四郎は必死に縋り寄るぬいをも斬り捨て、墓場と化した菩提寺を去っていった。

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