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鬼婆

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  • 平均評点

    75.5点(51人)

  • 観たひと

    89

  • 観たいひと

    6

  • レビューの数

    7

基本情報

ジャンル 時代劇 / ドラマ
製作国 日本
製作年 1964
公開年月日 1964/11/21
上映時間 103分
製作会社 近代映画協会=東京映画
配給 東宝
レイティング
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ シネスコ
メディアタイプ
音声
上映フォーマット

スタッフ

監督新藤兼人 
脚本新藤兼人 
製作絲屋寿雄 
能登節雄 
湊保 
撮影黒田清巳 
美術新藤兼人 
音楽林光 
録音大橋鉄矢 
照明菱沼誉吉 
編集榎寿雄 

キャスト

出演乙羽信子 中年女
吉村実子 若い女
佐藤慶 
殿山泰司 
宇野重吉 鬼面の武将
荒谷甫水 牛の手下
松本染升 落武者A
加地健太郎 落武者B
田中筆子 老婆
吉田道紀 血をあびた侍
島影伸子 子供
山口博義 騎馬侍A
田中浩 騎馬侍B
宇仁貫三 騎馬侍C

解説

「母(1963)」の新藤兼人がシナリオを執筆、監督した民話もの。撮影もコンビの黒田清巳。

あらすじ

時は南北朝、戦乱にふみにじられた民衆は飢え、都は荒廃し民は流亡した。芒ケ源に鬼女が住むと噂されたのもその頃である。芒ケ原に二人の女が棲んでいた。中年の女と、その息子の嫁は、芒ケ原に流れてくる落武者を殺し、武具類を奪っては武器商人の牛に売って生活を支えていた。それは戦争に男手をとられた彼女たちの唯一の生活手段であった。或る夜、若い男八が戦場から帰り、中年の女の息子が死んだと告げた。この話は二人の女にとって打撃であった。若い女は、今迄耐えていたものを、八の小屋で逢びきを重ねてまぎらわした。中年の女は、働き手を奪われる怖れと、嫉妬から、嫁をひきとめようとしたが効き目がなかった。ある夜、芒ケ原に六尺豊かな敗将が迷い込んだ。鬼の面をつけた敗将に道案内をこわれた中年女は、敗将を芒ケ原の大穴に突き落してその鬼面を奪った。芒ケ原に鬼が出没し始めた。若い女は恐怖にかられたが、八に逢いたいばかりに芒ケ原をひた走った。八に逢った女は小屋に戻って土間にうずくまる異様なものに気づいた。見れば鬼である。仰天する女に、「この面をはがしてくれ!」と哀願する声は、義母の声だ。鬼の正体は義母だったのだ。夜毎芒ケ源でおびやかされた恨みに勝ちほこる若い女は、男と会うことを許すという条件で、鬼面をはがしにかかった。しかし、面はぴたりと顔についてビクともせず、中年の女は悲鳴を上げた。木槌をとって面をたたく若い女の手の下を、血が流れていった。ようやくはがした面の下から、義母の顔が鬼の顔となって現われた。若い女は顔を見るなり義母の手を振りきると、狂気のように逃げていった。とれたとれた!と喜こぶ義母は、わけもわからず若い女のあとを追った。血のしたたる中年女は鬼婆となって芒ケ原を横ぎっていった。

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