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悪女(1964)

  • あくじょ
  • Night Scandal
  • ----


  • 平均評点

    66.7点(15人)

  • 観たひと

    30

  • 観たいひと

    1

  • レビューの数

    5

基本情報

ジャンル ドラマ
製作国 日本
製作年 1964
公開年月日 1964/7/11
上映時間 93分
製作会社 東映東京
配給 東映
レイティング 一般映画
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ モノクロ/シネスコ
メディアタイプ フィルム
音声 モノラル
上映フォーマット 35mm

スタッフ

監督渡辺祐介 
脚本下飯坂菊馬 
渡辺祐介 
企画吉野誠一 
片桐譲 
撮影西川庄衛 
美術進藤誠吾 
音楽伊部晴美 
録音大谷政信 
照明森沢淑明 
編集長沢嘉樹 
スチール藤井善男 

キャスト

出演小川真由美 田中姫子
三津田健 円城礼次郎
高千穂ひづる 円城由紀
緑魔子 円城冬子
梅宮辰夫 円城英介
杉村春子 三村はつ
北村和夫 鈴木亀吉
浦辺粂子 しの
北原しげみ 片岡美智
志麻ひろ子 露木弓子
草野大悟 南光夫
亀石征一郎 関口浩
北川恵一 影山ロウ
高見理紗 藤ユカリ
高橋あや子 高木ユリ
若水ヤエ子 谷口昌代
山本緑 馬島きみ
青木千里 太田年子
不忍郷子 楠たえ
谷本小代子 奥州街道の女
宮口精二 鈴木大造
五月藤江 鈴木てい

解説

「二匹の牝犬」でコンビの下飯坂菊馬と渡辺祐介が共同でシナリオを執筆、渡辺祐介が監督した風俗ドラマ。撮影もコンビの西川庄衛。

あらすじ

円城家に新しい女中さんがきた。田中姫子は福島の貧しい農家に生れ、砂利トラック相手の売春婦にまで身を落した過去をもっていた。だが、砂利トラックの運転手鈴木亀吉を知ってからは、地道に結婚資金を稼ぐために、弥生家政婦会に所属したのだった。円城家は、狭心症で寝たきりの主人礼次郎と、芸者あがりの後妻由紀、長男のテレビライター英介、長女の短大生冬子、それに婆やのしのが、広い邸宅に住むブルジョア家庭であった。姫子にとっては上流家庭の雰囲気だけでも、快いものであったが、礼次郎の莫大な資産をめぐる由紀と冬子の争いには、へきえきさせられた。そんな姫子に悲劇が襲って来たのは、冬子の誕生日であった。らんちき騒ぎの末、クジ引きで負けた冬子が、その全裸の代りを姫子に要求したのだ。だがそれは英介の出現で、救われた。前から姫子の肉体を狙っていた英介にはよいチャンスであった。思いあまった姫子は、弥生会のはつに廃業を申し出たが励まされて、ひとまず亀吉の実家に帰った。だが英介の子供を身ごもったと知った亀吉に追われ、再び円城家に帰った。一方冬子は、財産を狙い、礼次郎の命を縮めて英介とも関係をもつ由紀へのはらいせに、姫子を英介の別荘にやり、由紀との三人の対決を仕組んだ。数日後、由紀に呼び出された姫子は、二百万円で子供をゆずって欲しいと持ち出された。財産目当の由紀が巧みに考えたことであった。思いあまった姫子は、礼次郎にすべてを話した。だが、礼次郎は、姫子を養女にしようと言った。あわてた英介、冬子、由紀の三人は、姫子を誘いだし湖に突き落した。だがその夜、英介は水びたしの姫子によって猟銃で射殺された。姫子の執念が、英介の前に辿りついたのだった。

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